第二ピリオド開始早々、空は、車谷監督に言われた通り見事とスリーポイントで先制点をあげた。コートの中では、各々マッチアップ選手どおしでいがみ合っている状況で九頭高、横浜大栄ともに焦りはなかった。九頭高はここから勢いに乗ることができるのか?
あひるの空【ネタバレ】614話
開始早々のスリーポイント。
第二ピリオドの1本目のシュートで見事、得点をきることができた空であった。
そんな空の姿を見て、鷹山が呟いた。
鷹山:違う。似ても似つかない。DNAを引き継いでいない。
と空の母である由夏を思い浮かべていた。
場面は変わり鷹山の過去へ。
鷹山が横浜大栄に受かりバスケ部の酒巻監督と話していた。
酒巻監督:聞いたぜ? 堀江の秘蔵っこなんだって?
酒巻監督:初めに言っておくが、ウチではレギュラーはとれねぇぞ?
ミニバスと違い、体格差を如実に出る。能力よりも秀でたものが必要になる。
さらに話を続ける。
酒巻監督:1年で30m伸ばせるか?
恐らく堀江がそうだったからパイオニアの後ろには、道ができていると思って
いるだろ?
先駆者が歩いた道は、トレースできないからパイオニアになるんだ
お前が求めているものは、別ものだ。それを見つければ万が一はあるかもしれん
ようこそ横浜大栄バスケ部へ
練習シーンへ
酒巻監督:お前は家鴨だ、頑張ったって飛べねーよ。
とキツイ言葉を鷹山へ言い放つ。
豹が試合に出ている様子。
空:日本で最高の最小プレイヤーになる
といった姿に感化された鷹山。
鷹山:チャンスがあったら全部打っていいですか?外さないので。
と白石に伝えた。
あひるの空614話の感想!
第二ピリオドが始まりひとまず、得点に繋げられた九頭高でしたね。読んでいる感じでは、鷹山の過去が色々と分かってくるのでしょうか。似た境遇の空と鷹山は、到達したい目標は同じようでどっちが体現できるか競い合う感じになりそうです。今回は、あまり言葉の描写が少なく特殊な回でした。また、由夏への憧れが空以上に強い鷹山ですが、今回の酒巻監督の話を聞いていると、他にも武器となりうるものを持っていそうな感じです。次回の鷹山のプレーは注目ですね。