ランウェイで笑って55話のあらすじ
予選を勝ち抜き、芸華祭ファッションショー本戦への出場を勝ち取った育人。
経済的な問題に直面するもどうにか解決し、無事に本戦に出場出来ることになりました。
準備を進めるにあたり、育人は本戦でのショーのテーマを「メンズとウィメンズの調和」に決めます。
ですが育人はウィメンズばかり作っていたため、メンズパンツの知識不足に悩んでいました。
そんな時、偶然にも一次予選の対戦相手だった龍之介に遭遇。
ひょんなことから、メンズパンツについて指導を受けることとなります。
育人は龍之介のおかげで芸華祭への準備を万全にしました。
今、芸華祭ファッションショーが幕を開けます。
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ランウェイで笑って56話ネタバレ
いよいよ始まった芸華祭ファッションショー。
一番最初は全身黒1色の衣装でした。
四人の審査員達の衣装を見る目は厳しいです。
「オールブラック……学生がやっても面白くないのよね……減点」
「仕立てが甘いな~。ドレープ感がイメージ通りに表現出来てないよみたいね」
「ふぁー、やっと始まった」
「ん~。黒生地は安物だと艶感も光沢もしょぼくてダサいんだよな」
そんな華々しい舞台を影からこっそり眺めている人がいました。
心のマネージャー、五十嵐です。
ショーの様子を見て途中で帰ろうとするも、千雪のマネージャーに声をかけられます。
「今日はラーレフォーンのスーツじゃないのね」
「別に関係ないだろ」
千雪のマネージャーが五十嵐の腕に自分の腕を絡めました。
「どうせだったら一緒に見ようよ」
「やだよ! 誰がお前なんかと」
「じゃあさっさと中入りなよ。若者には強く出るくせに自分は入口で足踏み? 恥ずかしくないの?」
千雪のマネージャーの言葉に、五十嵐の顔が歪みます。
「とりあえずあっちの方で見よっか。私たちそこそこデカいし、立ち見でもよく見えるでしょ」
「なんで一緒に見ることになってんだよ!」
「嫌なら五十嵐が場所移動しなよ」
「お前が移動しろ!」
文句を言い合いながらも、二人は一緒に移動していきます。
一方、会場にて育人の出番を待つ都村家四人。
「兄ちゃんと変わらないくらいの歳ですごい服作る人、いっぱいいるんだなー」
葵がファッションショーに驚いていると、育人の母の肩を叩く者がいました。
彼女の名前は「志島真子」。
育人の家族とはそれなりに親交があるようです。
「都村キッズ久しぶり! それと百合子、退院おめでとう」
「ありがとう。わざわざ来てくれなくてもよかったのに」
「何言ってるの、来るでしょ、当たり前でしょ。親友の息子の晴れ舞台だもの」
百合子こと育人の母親と、志島さんは親友のようです。
「葵ちゃん、その真っ青な靴、綺麗ね」
「マイベストカラー! 大事な時にしか履かないとっておき!」
葵もほのかもいち花も、育人の妹たちは特別な日だからとそれなりにオシャレをしています。
ですが……。
「みんなそれなりにオシャレしてきてんのに」
「母さんももうちょっと冴えた格好すればいいのに」
葵の口から零れた、母親の服装に関する指摘。
育人のお母さんはオシャレをしてはいませんでした。
普段通りの格好でファッションショーを見に来ています。
「親子水入らずの邪魔しちゃ悪いし、真子ちゃんはあっちに行ってるよ」
「一緒に見ないの?」
「もうあっちに席取ってもらっちゃってんのよ。また後でね」
どうやら志島さんはすでに別の人と席を確保していたようです。
その、席をキープしていた人というのが……。
「席キープしてもらってありがとうございます」
「あ! いえいえ! お構いなく!」
以前、育人の衣装を評価していた新米記者さんでした。
ファッションショーが進むにつれて、観客席の雰囲気は悪化していきます。
皮肉を言う審査員達。
眠くなってきた審査員。
そして、デザインがつまらないと退屈する審査員。
観客である育人の家族にも、少しずつ変化が出ていました。
最年少のいち花が眠くなってきていたのです。
ほのかは緊張のあまりトイレへ駆け込みます。
その頃育人は……トイレで腹痛と戦っていました。
「オイ! 早く出ろ!」
「早く出ろ! ぶっ殺すぞ!」
トイレの個室にこもる育人。
その個室の扉を叩きながら急かすのは、育人にパンツスタイルについて指導した龍之介です。
龍之介に急かされたこともあり、ようやく育人は個室から出ました。
「僕も早く戻って最終チェックしないと!」
「出番前はどこのチームもバタバタしてる」
「ギリギリまで服をベストの状態にするために」
考え事をしながらも準備する部屋に戻る育人。
そこでは、育人の一つ前である8番の子が必死に最終調整をしていました。
「7番! 袋帯と付属物のバランスが悪い!」
「位置変更して、モデルに合わせて丈も調整して!」
「ねぇ! 紬糸どこ?」
「さっき切れた……。もう安全ピンで……」
「大丈夫! 落ち着いて!」
混乱する現場を落ち着かせる8番の子。
次々と指示を出していきます。
「加奈! ポリ糸で代用!」
「あとはサイズ調整だけ! まだ時間はある!」
「変な奇策でコレクションを台無しにするのは許さない!」
「残り一分、気を引き締めて!」
本番直前、8番の子は思うことがありました。
「私を見ろ」
「つまんなそうな顔した審査員。眠そうな観客。今、目を覚まさせてあげる」
エントリーナンバー8番、木崎香留。
そのショーに登場したのは。着物を着たモデルさんでした。
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ランウェイで笑って56話感想
8番の子、木崎香留のショーがいよいよ始まります。
まさか着物姿とは……意外ですね。
そして、なんだかんだ言っても育人を心配して一緒に行動している龍之介もポイントです。
あと、いつかの新米記者さんはやはり育人目当て、と考えて間違いないと思います。
それぞれの思惑がどう結果に反映するのか……先が読めませんね。
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ランウェイで笑って57話考察
次話タイトルは「スルー ザ ファイアー」
木崎香留のショーがメインとなることは間違いないでしょう。
タイトルは和訳すると「火の中を通る」。
火の演出が関わっているのでしょうか?
それとも、何かの例えでしょうか?
モデルの背後に人の顔っぽい何かが見えたのも関係してるのでしょうか。
木崎香留のおかげで会場の雰囲気はガラリと変わるのは間違いありません。
となれば、その変わった雰囲気の後で育人がどう評価されるか、というのも気になるところですね。
育人は最終チェックで何か仕掛けるのでしょうか?
それとも、大きな変更はせずにそのままショーを始めるのか。
次回も目が離せません。
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