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キングダム【ネタバレ】590話「攻め偏重」感想!

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朱海平原の戦い・十四日目開戦!

【 秦・王翦中央軍 】

田里弥(でんりみ)は王翦が右翼に援軍を送らないのではく、送れないことに気付きます。

それは正面で対峙している李牧のプレッシャーのせいであると・・

王翦は田里弥の心を見透かしたように話しかけます。

「逆もまた然りだ」

李牧もまた尭雲以降は援軍を送ってはいません。

動けないのはお互い様ということ。

つまり、鍵を握っているのは信たち右翼ということになります。

【 趙・李牧中央軍 】

王翦中央軍を見据える李牧。

李牧も王翦と同じ理由から援軍を左翼に送っていませんでした。

動かないことで王翦を動けなくさせ、兵糧問題を抱える王翦を苦しめる。

李牧は言います。

「こうした王翦との見えない攻防も、もうすぐ終わります」

兵糧も底をついている秦軍、そして秦右翼には信しか将はいない状況。

「我々が圧倒的に有利です!」

そんなカイネの言葉に李牧は答えます。

「ええ、その通り・・勝つのは趙左翼!そしてその流れでこの朱海平原の戦いにも勝利します!」

【 秦・右翼・飛信隊 】

羌瘣隊、田有隊、竜川隊、去亥隊、そして尾平や新兵たちが各所で激闘を繰り広げていた。

河了貂の下に次々と戦況の報告がもたらされる。

「河了貂、去亥隊に援けを送らないとやられてしまうぞっ」

しかし、河了貂は本陣から援軍の指示は出さないと言います。

「もう局面局面で各所死線を越えてもらわないと勝てないんだ!」

報告に来た兵もそんな無責任な・・とでも言いたげです。

それでも現場の二人に最低限の救援の役割を河了貂は頼んでいました。

その二人とは

騎馬目線で各隊の限界をよく知り見極められる淵(えん)副長と、歩兵目線でも視野の広い松左(しょうさ)。

河了貂は今日の開戦直前に二人を呼び出し、救援の指揮を任せていました。

その分本陣で河了貂は攻めに集中し、作戦を動かし続ける理由があるからです。

思い切った攻め偏重を強いる戦いということでしょう。

でなければ勝てないと・・・

事実、十四日目の飛信隊の戦い方は正に”肉を切らせて骨を断つ”作戦でした。

それは隊としては〈ノーガード〉のような戦い方。

肉は切らせても骨までは達しないギリのところを淵副長と松左が守り、何とか窮場が崩れるのを防いでいました。

一方で攻めに関しては

飛麃、楚水騎兵団、崇原歩兵団が攻めだけに徹し”雷”のような進撃を見せます。

「行くぞてめェら!ヌオラァ!」

もちろん、信も。

【 秦・右翼玉鳳隊 】

玉鳳隊の正面に尭雲軍が出て来ました。

王賁の留守を預かる番陽が激を飛ばし兵を鼓舞します。

「よいか玉鳳!我らはあの尭雲軍の足を止める!間違っても飛信隊に近づけるようなことがあってはならぬ!」

オオオオオオッ!!

【 趙・左翼本陣・趙峩龍 】

趙峩龍に飛信隊によって各所で隊が撃破され、前線を大きく押し込まれている状況が報告されます。

「うろたえるな 相手に合わせる必要はない」

趙峩龍は河了貂の”攻め偏重”の作戦を今回も素直にまんま受け取ります。

「守備を捨ておくのは致命的だぞ飛信隊!」

趙峩龍軍は各小隊ごとに戦術を使いこなすようで、そのことに絶対的な自信を持つ趙峩龍。

「ここから顔を青くするのはお前達の方だ」

【 飛信隊・歩兵部隊 vs 趙峩龍軍・歩兵隊 】

尾平の伍が四方を敵に囲まれている。

「うわっ うわあっ」

敵の槍が尾平たちを貫こうかというその時!

「しっ松左っ 助かったありがとうっ」

松左率いる数名が尾平たちを救援に現れます。

「危機が早ェよバカ」

キングダム 第590話 END

【 キングダム 591話考察 】

河了貂の策は【読者好みの”攻め偏重”】でしたね。

やはりといいますか当然といいますか・・

映画公開に合わせた展開と言わざるをえません。

死ぬ覚悟、死なせる覚悟をもって戦いに挑んでいる飛信隊ということを先週強く印象付けています。

犬戎族との戦いで、山の民連合に犠牲者が出ました・・カタリです。

その結果キタリと壁が覚醒し、勝利に大きく貢献しましたよね。

仇討ち覚醒パターンです・・【読者好み】の。

あの時のようなことがまた反復されそうな気配になってきましたね。

【 期待を裏切らない趙峩龍 】

『顔が青くなるのはオマエだ!』

そんな読者の総ツッコミが聞こえてくるようです。

『河了貂の策がこれだけのハズないだろ?頼むよ趙峩龍・・』

そんな李牧ファンの嘆きも聞こえてきそうです。

趙峩龍が後方から兵を入れてくることは河了貂も想定しているでしょう。

でなければ隙間が出来ることを承知の策など取るはずがありません。

今回出番の無かった羌瘣隊はそれら入って来た敵を”攻める”お役目なのでは?

【 右翼の犠牲者は亜光でも王賁でもなく尾平? 】

尾平はたしかに強くなりましたし、信が昔を思い起こさせる人物としても重要な存在です。

信は今回の一連の戦いによって、すでに覚醒済みなのでしょうか?

飛信隊は隊として覚醒はしました。

しかし、信個人はどうでしょうか・・スーパー信になっているのでしょうか?

信にもクリリンが必要に思えます。

つまり、「尾平のことかーっ!!」→ドゴーンッ!→スーパー信誕生てな流れになるのでは?

ていうか個人的に見たいのです。

ベタですが感動すると思いますし、淵や松左では役不足感が否めませんよね。

ここは尾平に期待したいと思います。

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