ネオレイション（neO;lation）【ネタバレ】8話
ヨビツ峠の伝説と言われているター坊とブギーの対決。「ブギー、俺とレースをして欲しい！俺が勝ったらここでの賭博をやめてくれ！」ター坊の言葉に「賭けを？なんやそれ俺が悪者みたいやんけ。みんな、どや迷惑か！？やめろっちゅう奴おるかあ！？」外野は「最高だぜブギー！」「毎週楽しんでるよ！」の声。警察に通報してもいいと言うター坊ですが、「警察来たらみんな逃げんで？んですぐ勝手に再結集する、再開は簡単や。そういう薄っぺらな約束が望みか？ちゃうやろ？ここで一夜にいくらの金が動いとる思とんねん！？
俺から奪う気なら賭けてみぃや、お前の本気を！金とかおもんないこと抜かすなよ！？あんたみたいなナリした坊主に払える様なもんとちゃうぞ！？」ブギーの言葉を黙って聞いているター坊。
その頃ネオはター坊の車を確認した後、ブギーの車を確認しに行っています。窓から車の中を覗くと獣のエンブレム。ネオの頭にはジェヴォーダンの顔が浮かんでいます。
「決めたぞ。俺は寺を賭ける！！」ター坊の発言に驚く大悟たち。「俺を変えてくれた大事な寺だ。後輩のために賭けるにはふさわしいだろ。こんな俺でもわかってきたぜ。俺が今日こいつを倒さなきゃ、これは明日も明後日も続く。心配ありがとな大悟。あの寺は俺にとって絶対に譲れねぇ。だから負ける気はねぇ！！」鬼気迫るター坊。笑うブギー。
「賭け成立！賭けの勝負はスパイス！大事なもん賭ければ、たかがジャンケンですら、真剣勝負になる！二人で絶頂まで行こうで！！」車の上で叫ぶブギー。
「2人だけで盛り上がらないでよ。僕も助手席に乗るんだから。」車の確認が終わったのか、ネオがひょっこりと現れて、言葉を挟む。怪訝そうな表情のブギー。「なんや、ぼくぅ。俺とター坊の逢い引きに割って入る気かあ？」「せっかくだから勝負のスパイスをもう一さじ加えない？車の中の獣のマークは何？」ぼそっと獣のマークの事をブギーにだけ聞こえるように言うネオ。「なんやお前？」「あんたが勝ったらその質問に答える。こっちが勝ったら僕の質問に答えろ！」あのマークを知っていることから、ネオがジェヴォに目をつけられているものと察したブギー。（お前ん中にもおるんか、悪なす獣が！俺と同じ、抑えがたい犯罪衝動が！！）
「今日はなんちゅう日や・・・盆と正月が一緒に来てもうた・・・！」車の上で喜ぶブギー。
「イカサマはこの天才に任せろ。運転は任せるぞハゲ！」「おうよ、とびきり格好いいとこ見せてやるから。」
スタート位置に着くター坊とブギーの車。勝負は車の性能差が出にくい、下り（ダウンヒル）バトルの一発勝負！「3・2・1・GO！」
スタートする二台の車。パワー差があるようで、ブギーの車が先行する。ネオは騒いでますがター坊は落ち着いている様子。
「うしろから見ることでよくわかったぜ。マサキの言った通りだ。ブギーの走りは大したことねぇ。次のコーナーで速攻ブチ抜いてやるぜ！」気合の入るター坊ですが、目の前のブギーの車がやってのけたのはドリフト！！コーナーでスピードを落とすことなく走行され、抜くことができません。
「おー初めて見た。でも走り屋といえばドリフトってイメージだし、そんなに驚くこと？」とネオ。
「2014年以降の車には、横滑り防止装置の搭載が義務付けられてる。だから、あの車でドリフト決めんのは不可能なんだよ！」
「・・・なるほどね、目に見える大きな改造がない時点で怪しいと思ったんだ。やっぱりいじってるのは横滑り防止を含む電気制御系、つまり車両のコンピュータプログラムを書き換えることで異次元の走りを可能にしてるんだ！！」「それがイカサマの正体か・・・！」
「でもコンピュータのことなら、他人にできて、この魔法使い（ウイザード）にできないことはない！こっちもプログラムを書き換える。」パソコンを打ち始めるネオ。「そしてあんたの愛機（マシン）は無敵になる！横滑り防止は解除したよ。同じ条件で負けないでよね、元ナンバー１！」「俺を誰だと思ってる！ツルッパゲのお坊さんだぞ！？」
「ドリフトは任せろ！！」と、ター坊。車はブギーの車の内側に入り、並んだ二台！！
「とらえたぜブギィ！！！」
ネオレイション（neO;lation）8話の感想
賭博をやめさせるために、自分の寺を賭けると言ったター坊。後輩の為と言ってます。素敵な話。そこに絡んできたのがネオ。ブギーの車で見つけたエンブレム。ブギーもジェヴォーダンの手のものだったわけですね。4人のうちの一人なのか、それとも違うのかは定かではないですが、おそらくは4人のうちの一人なんじゃないかと考えています。ただ、ここであっさりと負けてしまうようではそうとも言えないですが。
そして始まった対決。あっさりと、ネオはター坊の車のプログラムを書き換えてしまいました・・・ということは力の差からター坊が勝利をおさめるのか？何かブギーはもう一つくらい
手を隠している気もするのですが・・・・次号で決着しそうです。