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約束のネバーランド【ネタバレ】96話「おかえり」感想!

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約束のネバーランド96話ネタバレ

約束のネバーランド【ネタバレ】一覧

爆破され、粉みじんとなるゴールディ・ポンド密猟場。
水中に没し消えゆく町の中で、頭部を破壊された血まみれの鬼達の死骸だけがその光景を見守っていた。

その頃、エマを背負い、励ましながら一目散にシェルターへと急ぐオジサンの姿があった。

そのシェルターではエマ達の帰りを待つギルダたちが日々元気に過ごしていた。
そこへオジサンが無事帰還する。

帰って、休む間もなくエマの手当てを行うオジサンだったが、そこへ爆弾の起動装置を握り締めたギルダが乱入する。彼女はエマ達を無事に連れ帰るとい約束をオジサンが破ったと勘違いしたのだ。その時はシェルターを壊すことになっていた。

事情を説明し、ギルダの誤解を解いたオジサンは急ぎエマの治療へとあたる。

その頃、同じくシェルターを目指すレイの一団もエマの容態を気遣うのだった。

その後ベッドの上で無事に目覚めたエマを出迎えたのはレイをはじめとした全員の笑顔。
そこでエマは初めてオジサンの名前を知る。

体を動かせるまで回復したエマはみんなを集め、これからの新たな計画について話し始めるのだった。

1. 崩れゆく町……走れ!オジサン。

爆発で跡形もなく崩れ去っていくゴールディ・ポンド密猟場。
そこにはルーチェ、ノウスとノウマ、バイヨン卿、そしてレウウィス―――。
エマたちを苦しめた鬼達の、頭部を破壊され血に塗れた姿だけが…後に残されていた。

その頃、森の奥では野生の鬼どもに追われながらも懸命に先へと進むオジサンの、急ぎ走る姿があった。背中には意識の無いエマをおぶっている。
「頑張れ、エマ。家族の元へ帰るんだろ、俺の名前も聞くんだろ!」
「絶対に死ぬなよ。」
オジサンは走りながらエマを励まし続けていた。

秘密の猟場が崩壊し、それを鬼の死骸が静かに見守る中、水中へと没していく。
町の壊れゆく様が繰り返し描写されることで、先週の激しい脱出劇は夢ではなく、本当にあったことだと読者にじっくりと伝えてくれている。

エマを救うためオジサンはひた走るのだがその後ろから恐ろしい野生の凶暴な鬼達が追いかけて来ているのが異常に怖い。やはりシェルターへの近道は過酷で、オジサンだけにエマを任せたレイの判断が正しかったことがよく分かる。

そして、走りながら励まし続けるオジサンの姿から彼の真の優しさが伝わり、心にグッとくる。頑張れエマ! オジサンの名前を聞ける時は近いぞ!

2. シェルターにて

シェルターでは、ギルダをはじめとするトーマ、ラニオンら小さな子供たちが、出て行ってから6日になるエマ達の身の上を案じていた。

気丈に振る舞っている年長のギルダだが、ついつい顔に不安が見え隠れし、それをドンに指摘され、パンと両手で頬を張って、気を取り直す。

ドンとナットが夕飯の猟をしに出口へ行こうとしたとき―――。
ピピピッ、ガコン。突然、扉から音が響く。

「エマ! 帰ってきた!?」 「エマ!」
子供たちの騒ぐ声が耳に入り、振り返るギルダ。
そこで彼女が見たのは、みんなの輪の中に、瀕死のエマを背負い疲労困憊したオジサンの姿であった。

オジサンは急いでテーブルに寝かし、手当てを行おうとするが――――。
そこにシェルターの起爆装置を握り締めたギルダが乱入する。

「エマは、レイは生きているの? もし殺すつもりなら……」
その時、オジサンは思い出す。
エマたちが旅立つとき、もし生きて戻らなければ、ギルダがシェルターを破壊すると言っていた事を……。

「あ――! 待て、違うんだ!」
慌てたオジサンは急いで彼女に事情を話し、一刻も早くエマに手当てが施せるように、
みんなで手分けして応急処置を急ぐのであった。

その頃、レイたちのグループも負傷者や子供たちを引き連れて、着実にシェルターへと
近づきつつあった。

「あの子無事ついたかなぁ。」一人の少年がひとり呟く。
「俺さ、あの子に助けてもらったんだ。」

「俺も。」 「私も。」 「僕も。」
すかさず他の少年少女たちから声が上がる。
「あの子がいなけりゃ、生きていなかったかもしれない。」

「絶対に、助かってほしい…!」
お礼も言いたい。そして、あの子のためにも無事に帰り、全員の元気な姿を見せたいと
その場の誰もがエマに想いを馳せていた。

それを見たレイが優しく微笑む。「ああ…!」

オジサン、無事シェルターへ帰還す! そして、シェルターで帰りを待ちわびている
少年たちも元気そうで何よりだ。

急いで応急処置をしようとするオジサンに迫るギルダ。彼女の行動の意味を思い出した時のオジサンの表情が読者の笑いを誘い、緊迫した気持ちが少しだけほぐれる。

エマ、もう少しだから頑張れ!
その想いは後から来ているレイたちみんなの想いでもあり、エマが掛け替えのない存在であることをさらに実感させられ、ジンとくるものがある。

3. おかえり

薄っすらと見えるのは――あれ? ハウス? 
……これは夢?
それとも…私やっぱり死んで―――――

レイ、ギルダ、ドンの笑顔、
トーマ、ラニオン、ナット…小さな子供たちの笑顔、
ルーカス、オリバーをはじめとするゴールディ・ポンドの仲間たちの笑顔、

今まで出会ったすべての人たちの笑顔がそこにあった。

「あれ?…シェルター? …みんな?」

「エマァ~~っ!! 気がついたぁ~~~~っ!!」
うわああああああん。

みんなが笑い、泣き、騒ぎながらエマに縋りつく。

「みんな…無事?」エマが不安げに聞く。
「ああ、全員生きてここにいるよ。」

「おかえりエマ。」

「ただいま。」

エマと仲間たちの本当の笑顔だけが――そこにあった。

エマはみんなの後ろで微笑んでいるオジサンに気付く。
「オジサン、助けてくれてありがとう。」

照れるオジサンにエマは語りかける。
「改めまして、私はエマ。オジサンは?」

「俺の名はユウゴ。ユウゴだ。」

軽く微笑み、手を差し出すオジサンことユウゴ。
2人は熱い握手を交わすのだった。

良かったぁ~! 待ってましたぁ~~!!
エマの生還!! 最高!!

そして、誰一人死ぬこともなく、みんな揃っての特大の「笑顔の海」が全てを包み込む。
もう嬉し過ぎて言葉が出て来ない。

あと、ずっと気になっていたオジサンの名前がここでやっと明らかになる!!

〝ユウゴ〟!! って日本名!! 意外過ぎる!!
親友がルーカスだから、てっきり英語名のジンとか、アレックスなんかを予想していたのだが…いい意味で外されたぁ!

読者の皆さんは果たしてどれくらいの人がこの名前を当てることが出来ただろうか?
これはもう素直に完敗を認めるしかない。

4. 新たな計画

エマが目を覚ましたのは猟場(かりにわ)を出て4週間後のことだった。
レイ達は3週間で無事に帰還をはたし、重傷のサンディとポーラは動けず治療中である。

順調な回復を見せるエマはもうすでに動き始めていた。
4週間も寝てしまった。私にはやることが―――。
その目は力強く輝いている。

そして、エマは再び少年少女たちを呼び集め、みんなの前でミネルヴァさんのペンを握り締めながら強い瞳で語り始めるのであった。
「フィル達を連れ戻る。」

「私の計画を聞いてほしい。」

4週間が過ぎ、エマの回復は順調に進む。
しかし彼女の目はもう既に違う場所を見つめている。
自分の体云々より、みんなのことを考え続けているのだ。

普通はゆっくりケガを直して体力を蓄えてから、周りの事を考えるものだが……、
エマはその逆で、まずはみんなの事を考えながら力を蓄え、その心の力で体を動かし始めるのだ。まったく、どこまで人のために尽くすのか……凄すぎだ!

それにしてもこの溢れ出る彼女のバイタリティーのハンパなさはどうだ!
これはもう人間を超えている。感服するばかりである。

約束のネバーランド97話の考察

今週は「エマの生還と回復」これに尽きる。
この事こそが来週へ、いや、明日への希望につながり、みんなの輝く未来を作りあげていくことができるのだ。

勿論、オジサンの名前が分かったことも、ちゃんと未来へと向いているからこそ知ることができたのだと強く信じている。

明日への希望は更なる希望を生み出し、その希望の風はますます大きく駆け巡り、全ての物事の風通しを良くし、みんなの笑顔を世界中に運んでいく。

おかえり、エマ。
そして、ようこそ新しい目標に!

エマの思い描く「希望の明日」は、まだまだ制作途中なのだ。
その続きをこれからも笑顔で見ていこうではないか。

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