EDENSZERO40話【ネタバレ】~人間の裏切り~
前回のあらすじ
デジタリスから現実世界へ帰ってきたシキ達。そこにはハーミットの姿も。
だが、ハーミットは心を開かない。
そこに、不穏な警報と共に爆発の音が鳴り響く。ジャミロフの現実世界の姿、スパイダーが船をハッキングして内部崩壊が始まってしまったのだ。
この事態を収集出来るのは、ハーミットだけ。シキは急いでハーミットの元に向かう。
ハーミットの過去
内部崩壊が続く中、懸命に船を修復するワイズ、シスター、ウィッチ。
シキは、ハーミットが立てこもっている部屋まで行き着き、ハーミットに語りかける。
ハーミットは、シキの言葉に昔の事を思い出していた。
15年前
まだ心を失う前のハーミットは惑星ニュートンのミュラー王立研究所にいた。
博士と呼べる人の話によれば惑星ミュートンの隣の星フックと言う惑星は、廃棄されたロボット達がいる国だと言う。
その星を救うための研究をしている博士の話を聴き、ハーミットは、何故あの星を救いたいのかと聴く。
「互いに互いを必要としている…
私はね…人間と機械の友情は存在すると信じているんだ」
と博士は告げる。博士のその言葉に感銘を受けたハーミットは自分も手伝うと告げる。
根を詰めて作業をするハーミットに休まないかと周りの研究者達は告げる。
ここの研究所は人間と機械達が共に研究している所だった。その珍しさに、博士の人柄だと皆は告げる。
そんな博士と、皆と友達になりたいと告げると、同じ研究をしてる同志なのだから、もう友達だと言われ、とても嬉しそうに笑う。
決戦決行
作戦実行前、ハーミットは自分以外のロボット達が惑星フックに向かう事を聴く。
自分は聴いていなかったが、成功すると言われ嬉しそうに笑う。
そして作戦決行当日、ハーミットや博士、他の人間の研究員達が見守る中作戦決行された。
ハーミットが作った大砲から撃たれ、惑星フックに当たる。しばらくして、不穏な警報が研究所内に響く。
だが、驚いているのはハーミットだけで他は、驚きもしてなかった。
人間の欲
警報から流れてきたのはエーテルレシーバーとの適合性がないと訴える現地の機械たちの声だった。
すると惑星フックは爆発と共に崩れていく。
その現実にハーミットは泣き崩れるそこに、
「大・成・功――!!!!!」
と、大声で歓喜を表す博士と研究員達。
何故喜んでいるのか分からないハーミットに博士は非情な目的を告げる。
博士達の本当の目的は惑星フックと研究員内の機械達の清掃だった。
利用されたハーミットは、絶望した。
だがそれでは終わらずエーテル分離器の実験体にしようという提案が採用され、追い打ちをかける。
感想
ハーミットの心を壊したのは博士でした。怖いですね。
ハーミットの可愛い笑顔がまた見られる事を本当に願います!