東京卍リベンジャーズ【ネタバレ】104話
渋谷の宇田川キリスト教会で続いている、黒龍(ブラックドラゴン)総長・柴大寿、幹部の九井一こと通称ココと乾青宗ことイヌピー対東京卍會のメンバー壱番隊隊長・花垣武道、壱番隊副隊長・松野千冬、弐番隊隊長・三ツ谷隆、弐番隊副隊長・柴八戒の戦いは、東京卍會メンバーの圧倒的不利な状況に陥っていました。教会の外には黒龍の精鋭100人に取り囲まれていて、逃げ出す事もできません。
そんなピンチの中、東京卍會総長・佐野万次郎ことマイキーの乗るバイクの排気音が聞こえてきました。マイキー君が来てくれれば、黒龍に勝てると喜ぶ花垣武道に、三ツ谷隆は、黒龍と東京卍會の和平協定に背いて、勝手に戦いを始めた自分たちをどう思うのかと、心配しています。
マイキー「メリークリスマス」
教会に入ってきたマイキーは、東京卍會のメンバー達に笑いかけますが、黒龍のメンバー達に気がつき表情を消し去りました。三ツ谷隆は深々と頭を下げ、和平協定に背いて黒龍との戦いを始めてしまった事をオレのせいだと、謝りました。この戦いの発端の張本人である柴八戒は驚きます。
三ツ谷隆の謝罪を聞いても無表情のままのマイキーに、花垣武道は緊張を隠せません。無表情のまま兄や場地に導かれたと、理解不能で不思議な事を言い出したマイキーに、東京卍會のメンバー達はキョトンとしてしまいます。
マイキー「二人がここに 導いてくれた」
すでにこの世にはいない二人に導かれたと言いだしたマイキーに、三ツ谷隆はさらに唖然としてしまいました。そして、マイキーは黒龍総長・柴大寿にこいつが敵だな、なんで邪魔をするんだと、迫っていきます。
大寿「オマエが無敵のマイキーか!?」
ニヤケながら待ち構える柴大寿の言葉など聞いていない様子で、どこか虚ろな表情で呟きながら迫っていくマイキーでした。そんな様子を見て、さらに戸惑う三ツ谷隆でした。
花垣武道は、マイキーの様子を見ていて、稀咲鉄太の言っていた言葉を思い出したのでした。
稀咲「今 マイキーは弱ってる マイキーはもうダメかもしれねぇ」
マイキーは変わり果てた、マイキーは仲間を信じていない、マイキーはもう不良なんかじゃない、マイキーは巨悪だ。と、未来で聞いた言葉を思い出しました。その状態で戦ってはダメだと花垣武道は、心の中で叫びます。
ゴドン!いきなり柴大寿は、物凄い右ストレートパンチをマイキーの顔面に繰り出して、そのまま教会の床に叩き付けました。白目をむいて気を失ったマイキーを見て、唖然から驚愕の表情へと変わる東京卍會メンバー達。
ゴーン、ゴーン、ゴーン
教会の鐘が鳴り響きます。
大寿「聖夜の鐘までオレの勝利を祝福してる!!」
大寿「無敵のマイキー破れたりぃ!!!」
柴大寿は、雄叫びをあげています。一発で倒されたマイキーを見て驚く花垣武道。柴大寿に怒りを表し突っ込んでいく三ツ谷隆に振り向く柴大寿の背後で、静かに立ち上がるマイキーに殺気を感じる柴大寿。
マイキー「聖夜は終わった」
東京卍リベンジャーズ104話感想
絶体絶命の中聞こえてきた、東京卍會総長・佐野万次郎ことマイキーのバイクの排気音は、東京卍會のメンバーにとってどんなに心強かった事か、その一方で、勝手に和平協定を破ってしまい申し訳ない、怒られるのではないかと心配する三ツ谷隆でしたが、マイキーの様子が少し変ですね。ボーとしたような感じで、意味不明な発言。東京卍會のメンバーのみならずこちらも戸惑ってしまいました。様子のおかしなマイキーを見ていて武道が思い出す、稀咲鉄太の言葉は、本当に今のマイキーに当てはまるのでしょうか?あの柴大寿に無防備で近づいていったマイキーは、強烈な一撃を喰らってしまいました。しかし、すぐに起き上がってきたマイキーの反撃が始まりそうです。そして、もうひとつ気になるのが、教会の外で待機していた、黒龍の精鋭100人はどうしたのか?ひょっとしてマイキーが!?ますます目が話離せません。