東京卍リベンジャーズ【ネタバレ】106話
黒龍(ブラックドラゴン)総長・柴大寿が消えた。渋谷の宇田川キリスト教会内に集まっている一同にはそう見えました。東京卍會壱番隊隊長・花垣武道は、東京卍會総長・佐野万次郎ことマイキーが一瞬飛んだ所までは見えていました。マイキーが一瞬飛んだ途端に、鈍い音が聞こえたかと思うと、柴大寿が地面に倒れてしまい消えまたように見えたのでした。
柴大寿が瞬殺、黒龍幹部、乾青宗ことイヌピーと九井一ことココは、驚きを隠すことが出来ません。東京卍會のメンバー達は驚きと共に安堵の表情をうかべています。
ココ「あの大寿が瞬殺・・・、これが無敵のマイキー!!!」
一同の驚きを気にすることもなく、相変わらずボーっとした表情のまま、マイキーは語り始めました。
マイキー「クリスマスはね、兄貴と場地と走るって決めてたんだ」
首に掛けてあるお守りを見せながら、兄貴の形見のバブ(バイク)に乗り、場地のお守りを持って雪の中を走っていると一緒にいるような気がして、兄貴も場地もオマエらもみんな心の中にいるんだと言います。
マイキー「だからオレは強くいれる」
お守りを握りしめながらマイキーは静かに言いました。そんなマイキーの姿を見て、花垣武道はマイキーは巨悪になんてならないと安心しています。マイキーはクリスマスは終わってしまったけどみんなで走りに行くぞと、教会から帰ろうとします。
大寿「待てやコラぁあ!!」
意識を取り戻した柴大寿が叫びました。まだ終わってねぇぞと叫びますが、イヌピーに肩を借りて起き上がり、息を切らせている状態です。そして、教会の外で待機している、黒龍の精鋭100人を呼んでこいと、ココに命じました。東京卍會のメンバーを教会から帰さない、オレは絶対に負けないと、黒龍の精鋭100人で襲いかかろうとしています。
しかし、マイキーは怯むことなく、黒龍は強い、しかし時代は創れない。オマエは喧嘩が強いだけで心がない。と、大寿に向かって言います。
マイキー「東卍は時代を創る 黙って見とけ」
怒りに歯を食い縛り目を見開き、再びココに黒龍の精鋭100人、兵隊はまだかと命じます。
教会の外を見て唖然としているココが呟きます。
ココ「ボス・・・オレらの負けだ」
事態を把握できない柴大寿は、イヌピーを突き飛ばして教会の外に駆け出しました。そして、そこには東京卍會副総長・龍宮寺堅ことドラケンの姿がありました。柴大寿は座り込んだまま、何が起こったのか事態を飲み込めない様子です。
ドラケン「お?そっちはもう終わった?」
教会の外で柴大寿が見た光景は、黒龍の精鋭100人が倒された姿でした。
東京卍リベンジャーズ106話感想
決着!
決着はあまりにも突然にやって来ました。あれほど狂暴で、最強と思っていた黒龍総長・柴大寿と、黒龍幹部、ココとイヌピー、そして黒龍精鋭100人との戦いの結末は、あまりにも突然に、あまりにも呆気なくやって来てしまいました。ここまでまさかの展開は、誰が予測出来たでしょうか?(笑)
それにしても、東京卍會総長・佐野万次郎、マイキーの強さがここまでとは思いませんでした。そして、副総長の龍宮寺堅ことドラケンの強さもバケモノですね!
教会で、さんざん追い詰められて追い詰められて、ここまで最悪の状態までなって、一体どうやって乗り切るのか?もう無理でしょ!?と思わせておいてからのこの結末には、心底驚いてしまいました。
しかし、ふと思い返してみれば、何が起こるのか予測不可能、どんでん返しの連続なのがこの東京卍リベンジャーズという物語でしたね。ひとまず決着となった黒龍との戦い、果たして、柴八戒と柚葉は解放されるのか、まだまだどんでん返しは続くのか?目が離せません。