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鬼滅の刃【ネタバレ】125話「迫る夜明け」感想!

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鬼滅の刃125話【ネタバレ】

竈門炭次郎、不死川玄弥、禰豆子の3人は、ひたすら逃げ続ける上弦の肆・半天狗の小鬼に苛立ちを覚える。そして、タイムリミットが迫り始める。夜明けが近いのだ。

ケガで体が言う事をきかない炭次郎は、雷の呼吸を応用して一気に鬼との間合いを詰める。
炭次郎が放った切っ先は、刃の一部をかろうじて頸にめり込ませるに留まる。

それに怒った小鬼がいきなり巨大化し、炭次郎を絞め殺そうとする。
が、禰豆子がすかさず「爆血」で、鬼を炎で包み込む。

たまらずに怯む上弦の鬼。玄弥がその僅かな隙を突き鬼の両腕を引きちぎる。
その反動で鬼の足元が崩壊し、炭次郎、禰豆子とも共、崖の真下へと落下する。

両手を失い、頸に刀を突き立てたまま逃げようとする鬼を、必死で追おう炭次郎の目の前の地面に、突然一本の刀が突き刺さる。

それは重傷の時任無一郎が投げた刀であった。
炭次郎はその刀で一閃。鬼の頸を切断するのに成功するのであった。

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1. 時間が無い!

「ガアアアアア! 空気を読めええぇ‼」
果てしなく逃げ惑う小鬼に、玄弥はシビレを切らせ、無数の大木を引っこ抜き投げつけ始める。そこにすかさず禰豆子が追い打ちをかける。
 
「ヒィイイ」小鬼はさらに加速して逃走する。

はっ…速い‼ 夜が明ける前に倒さないと逃げられてしまう。時間はもうない。
甘露寺さんが疲れて潰れるまで、延々と逃げ続けるつもりだな。
炭次郎の思考が激しく駆け巡る。

そんなことはさせない‼ お前には勝たせない。
ズキ! 「ぐぁっ…」炭次郎は左足の傷の痛みで苦悶の表情を浮かべる。
これでは到底追いつくことはできない。炭次郎に焦りが浮かぶ。

ん? 待てよ。「雷の呼吸」って…足に意識を集中させるんだったよな。
前に我妻善逸から聞いた言葉を瞬時に思い出す。

「筋肉の繊維一本一本、血管の一筋一筋まで空気を巡らせる。
そして力を足だけに溜めて、一気に爆発させる。
まるで空気を切り裂く雷鳴みたいに。」

ミシィ。 ドヒュン!
いきなり「矢」のように炭次郎が加速する。

「‼」
そのまま一気に鬼との間合いを詰め、素早く刀を頸へと振り下ろす!

ミシィ。 その刃は鬼の左の頸筋に食い込んでいた。

いけ‼ 今度こそ‼  炭次郎は両腕に渾身の力を籠めるのだった。

夜明けは近く、恋柱の体力も尽きかけている…。
迫りくるタイムリミットが炭次郎をさらに焦らせる。

しかし、高速で逃げ切る鬼には敵ながら頭が下がる思いである。
よくぞここまで逃げるだけでみんなの心を追い詰めているのだから……
戦法はどうであれ「あっぱれ」なのである。

そしてここで注目したいのは炭次郎の素早い思考能力である。
まさかここで我妻善逸の「雷の呼吸」に発想を飛ばすことが出来るとは!
この思考の柔軟性と応用力‼ これは脱帽ものである。

やはり闘いを重ねる度に、彼はどんどん進化しているのだ!
経験と観察力が一体となり激しい成長を見せつけてくれるのである。

よし、そのまま頸を斬り落とせ! 炭次郎‼

2. 斬れない頸!

「お前はああ  儂がああああ…」小鬼が〝ぐりん〟と振り向く。
「可哀想だとは思わんのかァァァアアアア!!!」

小鬼がいきなり巨大化して、炭次郎に掴みかかる。
「弱い者いじめをォ するなああああ!!!」

ミシィ。そのまま両手で炭次郎の顔の下半分を覆って絞め殺そうとする。

「テメエの理屈は全部クソなんだよ、ボケ野郎がァアア」
玄弥が、ガシッと両手を「鬼の手」にかけて、炭次郎の顔から「鬼の手」を
引き離そうと力を籠める。

さらにその上から禰豆子が血飛沫を飛ばし、血気術「爆血」で鬼を炎で包み込む。

「ギャッ!」 これにはさすがの鬼も怯み、炭次郎への攻撃が若干だけ緩む。

「うおおおお」 ブチ、ブチイ。玄弥がその隙を突き、鬼の両腕を一瞬で引きちぎる!

ボッ。「ぐっ…」 だが「爆血」の炎は、鬼の腕を伝って玄弥にまで広がろうとする。
まずい! この火は俺も燃える。鬼を喰っているからか…
玄弥は炎を避けるため、鬼化を解いて後へとのけぞる。

ぐらっ………?
突然、鬼の足元の地面が崩壊し、上弦の鬼、炭次郎、禰豆子の3人は、
否応なしに崖の下へと落下していくのであった。

き…斬れない! これだけ攻撃しても斬れないなんて!
一体どんな頸をしてんの? この〝肆の鬼〟は?  ホントに倒せるのか?
様々な疑問が読者の心にコダマする。 「どうすればたおせるの?」と⁉ 

そして、逃げてばかりいた小鬼が突然逆切ギレし、巨大化して炭次郎へ襲い掛かる!
これぞ火事場の馬鹿力か? 怖すぎだ。 

これは鬼本人が言っているような「弱い者いじめ」じゃ断じてないよなぁ。
でもって、天の助け! 爆血と鬼化のダブル攻撃で、
燃やされながら腕を千切られる半天狗。そしていきなり落下する展開。

どうなる炭次郎! もうページを繰る手が止まらない。

3.天からの刀!

ドオン‼
10メートル以上は落ちただろうか?
崖下を覗き込んだ玄弥がそこに見たものは———

禰豆子を下に敷き、両腕は無く、左の頸筋に刀が食い込んだまま……、
立ち上がろうとしている鬼の姿であった。

まずい。再生が遅くなってきた。
〝憎珀天〟が力を使い過ぎている。人間の血肉を早く補給せねば。
鬼はヨロヨロと歩き始める。

近くに人間の気配がするぞ… 半天狗は目で気配を探す。

「待て。」
崖の途中の木に引っかかっていた炭次郎から声が漏れる。

「逃がさないぞ…地獄の果てまで追いかけて頸を斬るからな…」
炭次郎の顔は血まみれで、双眸には鬼気迫るものが宿っていた。

ぞっ  鬼に戦慄と悪寒が走る。

と、半天狗は前方の森の中に目的の人間を発見する。
それは2人の刀鍛冶師であった。

よし、あの人間を喰って補給をしてから…
鬼が猛然とダッシュする。

ドッドッ。 木から地面へと落ちた炭次郎がその後ろ姿を追う。

急げ、早く追いつけ! もう一度地面を全集中で蹴れ‼
炭次郎が心の中で叫ぶ!

ヒュン ヒュン ヒュン。
刹那、炭次郎は天空から空気を切り裂く音を耳にする。

ドス‼  「⁉」 彼は一瞬何が起こったのか理解できなかった…が!
その時、炭次郎の目に飛び込んできたのは———

目の前の地面に突き立った〝ひとふりの刀〟であった!?

高い崖から落ちて、「手負い」でも平気で動き、人を襲って喰おうとする鬼も
怖いのだが、それよりもっと怖いのが炭次郎の鬼気迫る表情である。

これには、さすがの「鬼」でさえも恐怖を感じて戦慄させてしまうのである。
まったく…どっちが鬼なのか分からなくなってしまう展開に啞然…。(苦笑)

それだけ炭次郎の〝想い〟の方が強いってことを暗示する迫力の一場面と
なった気がするのは私だけではないはずだ。

さて、空中から現れた刀は一体? 次章へGOだ‼

4.みんなの力で!

⁉ 刀…  炭次郎はこの唐突な出来事に啞然とする。

「使え!」

時任無一郎が崖の上から叫ぶ‼
「炭次郎、それを使え‼」
横では、研いでいた途中で刀を奪われた鋼鐵塚が激怒している。

「夜明けが近い‼ 逃げられるぞ」
瀕死の無一郎は、鋼鐵塚に殴られながらもさらに大声で叫ぶ!

時任君……。  (炭次郎は刀に手をかける。)

ありがとう‼  (みんなの想いを力に変える。)

ドオン  鋭い閃光が空中を走る!   〝円舞一閃〟

そして、半天狗が気付く間もなく———

その頸は胴体から切り離されていたのだった。

ナイス! 時任君。 ここで出てきてくれるなんて‼
炭次郎も涙が出るほど感謝しているはずだ。

仲間に力をもらった…こんな時の炭次郎はホント強いぞ!
瞬殺で鬼を撃破だ!  ヤッタね! サイコー!!  待ってました、この感覚‼

ただ一つだけ付け加えると、こんな時まで刀研ぎに拘る鋼鐵塚さんって…一体なんなの?
鬼を倒すための「刀づくり」が、あまりにも出来に拘り過ぎて、持ち出す無一郎に激怒する。
変に本末転倒している部分のギャップが笑みを誘うワンポイントでした。(笑)

鬼滅の刃126話の考察

今週のキーワードは「みんなで!」である。
すべてのキャストが一同に会し、全員で協力して「全力」で目の前の障害を乗り越えていく姿を、しっかりと目の当たりにすることが出来るのである。

全員の今回における個々の役割を細かくみていくと———
「恋柱」が憎珀天と竜子(とか)石(げ)の攻撃を全て引き付け、
「禰豆子」の炎で本体を焼き尽くし、
「玄弥」の怪力がその両腕をもぎ取り、
「善逸」の足運びで炭次郎は逃げる鬼へと最接近する。
「刀鍛冶師」達が研いだばっかりの新しい刀を、
「霞柱」が重傷に耐えて、炭次郎へと投げ渡す。

そしてダメ押しは「炭次郎」のヒノカミ神楽の一撃‼  一閃‼

————と、すべての人物の行動が流れるように1つへと繋がっているのが良く分かる。
これを全員の力と言わずして何と言おうか! そう、「みんなで!」なのである。

作者のシナリオ作りの上手さ、カットとカットの間の見事なリズム感。すべてが一つに融合されて、壮大かつ繊細であり、いつまでも連綿と続く「鬼滅の刃」ワールドをしっかりと形作っていく。 それは、これからも先も変わることはない筈。

読者は安心して炭次郎を信頼し続ければいいのである。
彼が「希望」を、「輝く未来」を私たちに運んできてくれるのを、これからもずっと体感し、目撃していくのだ!

さあ! 来週は今までの闘いに、やっと終止符がうたれる。

これで炭次郎が苦痛に顔を歪める姿を見る心配もなくなるはずだ。
いや、無くなると断言しよう。 (ホントにそうあって欲しいので…)

そしてとりあえず、前を向き、未来へと歩き始めよう。

炭次郎は、そして読者は————
鬼舞辻無惨を倒し、禰豆子を人間へと戻すことに、また1歩近づいているのだから‼

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