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キングダム【ネタバレ】559話!亜花錦(あかきん)強い!

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キングダム 第559話 「右翼の行方」

朱海平原の戦い 九日目

【 秦・亜光軍 vs 趙・三将軍団 】

〈 亜光 vs 馬南慈・尭雲 〉

馬南慈と尭雲に挟まれてしまった亜光。
亜光めがけて二人の矛が同時に振り下ろされた!

三者の目が交差する。

亜光のアイライン
尭雲のカラコン
馬南慈の黒点

亜光の部下が叫ぶ!
「亜光様っ」

ドガッ ドガッ

なんと!
馬南慈と尭雲の矛を同時に跳ね返す亜光!
殺ったと思ったであろう馬南慈と尭雲は驚きを隠せない。

亜光、白目モードに覚醒!アイラインとの対比がイカす!

馬南慈と尭雲は攻撃の手を休めない。
覚醒モードの亜光に対して一発で仕留められないと判断。
同時攻撃を続け亜光の命を削っていく・・
致命傷を負わないまでも確実に削られていく亜光。

亜光兵たちが亜光を救おうとするが趙兵に前を塞がれて身動きが取れない。
たまらず亜光兵のひとりが馬南慈と尭雲に向けて叫ぶ
「クソっ・・卑怯だぞ!尭雲っ 馬南慈っ!二対一で3Pなど・・
その言葉を遮り馬南慈が言い切る!

「何が卑怯か!これは貴様らの手品、いや作戦の失敗よ!」

尭雲の矛が亜光の頭から肩口にヒット!
亜光の兜飾りが吹き飛ぶ!
それを見た馬南慈、潮時と判断。

「九日・・よく持ったと称えよう 亜光・・・さらばだ」

馬南慈、亜光めがけて突進!

【 秦・玉鳳 vs 趙・岳嬰軍 】

王賁たち玉鳳は膠着状態にあった。
岳嬰軍の何が何でも信と岳嬰だけの戦いにするのだという怨恨スピリットを前に決め手を欠いていた。

その時、亜光軍から王賁に急報がもたらされた。

亜光兵が息急き切って王賁のもとに駆け寄る。
「てっ手じ・・ ぼっ防陣が突破され 馬南慈・尭雲両軍に進撃を許し 亜光様は乱交、いや乱戦中」

そして亜光の副官・虞寧の討ち死にも報告され、玉鳳の副官であり虞寧と同世代の番陽がそれを聞きショックを受ける。

報告は続く
「今 亜光様は馬南慈と尭雲を相手に3Pでミンチ手前、他の隊が亜光様を救出しようとするも近づけず・・・」
亜光兵は感情を御しきれない
「どうか若君!亜光様を救いに来て下さい!」

その報告を横で聞いていた王賁の部下、関常は思った。
今から行って間に合うのか?
亜光将軍はもう死んでんじゃないのか?
だとしたら行ったところで・・

関常が王賁に返答を促します。
「若っ」
王賁が怒鳴る!
「静かにしろっ」
目を閉じ思考中の王賁。
やがて目を開き 配下の玉鳳兵たちに号令をかけます。

「亜光将軍の代わりはきかぬ!玉鳳本隊は亜光将軍の救出に行くぞ!」

報告に来た亜光兵は喜ぶが、関常が王賁に確認をします。
「ここで岳嬰を討たないとまずいんじゃないのか!?」

兵糧の少ない秦軍にとって、亜光を救ってまた明日仕切り直せばいいやとはいかない。今日のご飯が無駄になる。
作戦の目的は岳嬰の首である。
玉鳳がここを抜けて亜光本陣に向かうことは作戦成功の確率が下がることを意味する。

王賁が有無を言わせぬ迫力で言い放ちます。

「岳嬰の首は アイツ(信)に託す!」

信を信用しているからこその発言ではありますが、
この戦いにおける岳嬰と亜光の首の重みの違いを鑑みての決断といえます。
王賁は関常隊に 突入の姿勢を岳嬰軍に見せ続けて飛信隊に岳嬰軍の力が集中しないように敵を引きつけておくことを命じます。

「行くぞ番陽!」

亜光の生還を願っていますが、それが叶わなかったとしても、せめて骸だけでも連れ帰るぞと、亜光に向け心の内で語る王賁。
それが心情的なものからくる思いなのか、父親のように戦況を考えての思いなのか・・

【 秦・亜光 vs 趙・馬南慈、尭雲 】

未だ終らぬ地獄の3P・・
致命傷をかろうじて避け続けていた亜光ですが、徐々に馬南慈と尭雲の矛が亜光の体に深く入るように・・

左右から ゴッ ゴッ
前後から ガッ ゾッ

白目で耐える亜光に馬南慈と尭雲が追い打ちをかける!
それでも声ひとつあげない亜光。

左右から ドザッ ギッ
前後から ドッ ドッ

まるで餅つき大会のように交互に矛を振り下ろす馬南慈と尭雲の容赦ない攻め、ついに亜光は馬ごと潰されていく・・

次の瞬間!
亜光が下から馬南慈の側頭部に一撃を喰らわす!

バキッ

惜しい!馬南慈の兜は砕け散り、額にも裂傷を負わすことができたが致命傷とはならず!
むしろ傷を負った馬南慈をカチンとさせる始末に・・
やってくれたのう って感じに笑みを浮かべる馬南慈が、重い一撃を亜光の頭上に叩きつける!

砕け散る亜光の兜・・
もう亜光に意識はない。

馬上でグッタリしている亜光に次は尭雲の矛が!

自分の一撃がトドメに至らなかったことに馬南慈は舌打ちして悔しがります。
「チッ 亜光の首は尭雲にもってかれ・・

その時、尭雲の後ろで起きている変化に馬南慈が気付きます。
蛇矛を持った秦兵が趙軍をなぎ払いながら、疾風の如き速さで今まさに尭雲の真後ろまで!

馬南慈が叫ぶ!
「尭雲 後ろだっ」

尭雲の真後ろまで来ていたのは亜光軍の異端の将、亜花錦でした。

尭雲は馬南慈の言葉にすぐに反応し、振り向きざまに亜花錦めがけて矛をフルスイング!
しかし尭雲の初動よりコンマ数秒早く亜花錦の小型手刀が尭雲に放たれていた!
手刀を腕でカバーすることでわずかにタイミングが狂う尭雲。

馬南慈も亜花錦を亜光ごとかっとばすつもりでフルスイング!
しかしまたしても亜花錦が馬南慈の左手に手刀を放ちタイミングを狂わせる。

わずかな瞬間に現状を把握して策を講じ
実行に移す。
亜花錦が天才と言われる瞬間を垣間見たようです。

突っ込む亜花錦は馬ごとスプリット変化で二人のスイングをかわし、尚且つ亜光も救出!!

結果、空振った馬南慈と尭雲。

喜ぶ亜光の側近たち。
だが戦況は何ひとつ変わったわけではなく、敵将を討ったわけでもありません。
馬南慈も尭雲も3P後とはおもえない状態の良さです。

亜花錦が後ろに背負った意識のない亜光に向けて語りかけます。
「逃げますけど失敗したら許されよ将軍。若君が来てくれれば少しは望みが繋がるかもですなァ ギギギ」

キングダム 第559話 END

ここから感想と希望的考察を少し。

まず亜光将軍が切なかったですねぇ。
信みたいに「ルアアアアッ」とか叫びもせず、無言で二人のお相手をしている姿が切なかったですね。
何かいけないものを見ている気にさせられました。

何度でも言いますが朱海平原の主役は小物たちです。
信や王賁ではありません。
亜光や虞寧、亜花錦といったマイナーリーグの選手にメジャー昇格のチャンスが与えられた試合(戦い)なのです。

虞寧は残念ながらメジャー昇格とはなりませんでしたが、今回の戦いでどうやら亜花錦は昇格が見えてきたのではないでしょうか。
生き生きと亜花錦を描いているところをみると作者も気に入っているキャラクターなんでしょう。デッカイオッサンばかり描いてたら作者だって飽きますもんね。

亜花錦のメジャー昇格を期待して来週を待ちたいと思います。

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