紅葉の棋節 第3局「染井吉野」
【関連記事】
紅葉の棋節3話あらすじ
筆記試験までこぎつける事ができた、紅葉。
しかし、お腹がブレイク中(トイレにこもってます)
しかも、真顔で・・・・・
時をさかのぼる事、二時間前・・・
「落ち葉」と呼ばれていた紅葉が一次試験を全勝通過。
「弟が弱いって言ったの誰だよ」などと、他の受験生達が
ひそひそと噂をしています。
「益々人気者だねぇ~」 師匠である銀杏のからかいに対し、
本当に嫌そうな表情をしている紅葉。
ここで銀杏から本日のスケジュール。
① 筆記試験
詰将棋や、棋力を測る問いが数問
② 二次試験(奨励会員との対局)
奨励会員のうち、6~4級の中からランダムに選ばれた
最大3人との対局。1勝時点で合格。
と!ここで紅葉のお腹に異変が・・・
「今まで肝心な所で負けてきたので、調子よく勝ってると逆に不安」
要するに、極度の緊張と不安がお腹にきてしまった感じですねぇ~。
その様子を見た銀杏が更なる追い討ち!!!
「全国で名を馳せた超強豪の中の一握りの奨励会員。
奨励会で日々揉まれてる彼らから1勝あげなきゃいけない・・
つまり紅葉ダメかもね。」若干銀杏にやけ気味(笑)
紅葉的には、励まされるかと思っていたようですが、予想外の
師匠の厳しさだったようで。
「頑張ればいいんでしょ!?」と半分切れ気味に走って筆記会場へ
向かう紅葉。 二次試験までアイス食べて待ってると、笑顔で手を振り
送り出す銀杏。
絶対結果出してやる!と意気込む紅葉ですが・・・・・
筆記試験の途中でトイレに・・(コレが導入部分の真相)
「このままだとウンコ落ちる・・・」そう思う紅葉。
急いで用を済ませ、筆記会場へ戻ろうとトイレの個室を飛び出すと、
マッシュルームカット(?)の人が。
嗚咽とともに便器に顔をうずめ・・・・嘔吐!!
手を洗いながら驚く紅葉。「大丈夫?」の紅葉の掛け声に、
「いつものコトなので」と返答するその人。
「受験頑張るぞ~」とふらつく様子から、紅葉と同じ、受験生の様子。
手洗い最中にふらつきながら膝をつく受験生。
「肩貸すぞ!」の紅葉の言葉に、「嫌いなんだ。病人扱いされるの」
・・・とは強がって言っていますが再び洗面所で嘔吐。
しつこくかまう紅葉。「ちょっと休んだら良くなるって・・・」と、受験生。
紅葉の脳裏には生前に兄が同じような事をいっていたのが浮かんできます。
紅葉「いいから肩貸せって・・」
受験生「弱い奴に優しいタイプ?僕君嫌いだなー」
紅葉「俺もテメェみたいな意地っぱり嫌いだ!」
受験生「じゃあ放っといてよ」
紅葉「それとコレとは別だ!!」
・・・正直どっちもめんどくさい奴と思うのは・・・気のせい??
トイレから出てエレベーターの前に行くと、開くエレベーター。
中から出てきたのはアイスをくわえた銀杏。紅葉が「急病人が~」とい話しかけようとすると、
「銀杏さん!!」 と言って受験生が銀杏にとびつく。
ビックリ紅葉。
受験生が久しぶりといい終わる前に、銀杏、くわえていたアイスを受験生の口に突っ込む。
「吉野じゃん。久しぶりーーーなんでここにいんの?」と。
受験生の名前、吉野って言う事が判明です メモメモ_φ(゚▽゚*)
銀杏に会って、急に元気になった吉野。
受験生であり、「中学虎王戦優勝者」であることから、一次試験を免除されてるらしい。
紅葉は全国行ってるのに、全国覇者の一人である、吉野の顔を知らない。負けたら
速攻帰宅しているらしい(笑)
「銀杏さん覚えていますか?僕との約束を」 顔を赤らめながら銀杏の手を握る吉野。
当然紅葉も「約束」というのが気になります。
が!!!!!!
キタ──(*゚∀゚)──ッ!!
劇画調タッチの試験官!清浦参上!!です。
「筆記をサボってランデブーか、随分生意気な連中だな」と。
眼光こわいです・・・・・。
急いで戻る、紅葉と吉野。 そして清浦につかまる銀杏。
二次試験開始。筆記はこなせなかった紅葉。銀杏、吉野の関係、約束が気になる紅葉。
試験が終わったら話すという銀杏。余計に気になっている紅葉であります。
次々と対戦相手が発表されていきます。
「守屋勉 対 蔵道紅葉」
「長井次雄 対 染井吉野」 Σ(・`□・´ )? !吉野名前だったのか・・・・
席移動し、対戦相手と対峙する紅葉。
「伝説の弟がどんなものか気になる」なんてことを言われてる紅葉・・・
対局開始------
攻め筋をうまいことつぶしながら、あくまで受けにたっている紅葉に
驚く守屋(奨励会員) 対して紅葉もスキも見せるが必ず罠もしかけてくると。
一手も損じられないと打ち続けます。
銀杏は気付いています。紅葉はものすごいスピードで成長していることに。
「紅葉ダメかもね」の言葉は緊張感を忘れないようにさせるためであったもので、
今の紅葉の棋力は奨励会員低級者と渡り合えるはずだと。
ここで守屋、無理やりスキを作ります。紅葉は自分を信じ、スキをつきます。
角を打つ紅葉。この一手が、飛車、金の両取の一手に。
この一手で紅葉はここから終盤まで持っていけると確信めいたものを得ます。
開始15分の序中盤。会場に響く「負けました」の言葉。会場内の誰もが
驚きます。だれもが魅せられる「攻め将棋」。染井吉野の姿がそこにありました。
時間がたち・・・・
勝利をおさめた紅葉。勝利=奨励会入会?という実感のわかない様子。
報告する為、銀杏を捜す紅葉。将棋会館を出たところに銀杏がいます。
声をかけようとすると・・・
「それで約束覚えてますか?」吉野の声。とっさに隠れてしまう紅葉。
「僕を弟子にしてくれるって。なのになぜ紅葉なんですか?」
銀杏は覚えていない様子。 紅葉は驚いてずっこけてます。見つかってしまった感じ。
染井吉野は桜(紅葉の兄)に将棋を教えてもらっていたと、銀杏から衝撃発言。
吉野
・全国優勝者で受験推薦はいらないが、入会後一年以内に誰かに弟子入りしなくてはいけない
・師匠はやはり銀杏がいいと思っている。そしてこの世に銀杏の弟子は一人でいい。
「銀杏さんの弟子の座をかけて、今ここで戦え!蔵道紅葉!!!」
宣戦布告の染井吉野!!!!!!!
紅葉の棋節3話の感想と4話考察
将棋のマンガなんだけど、打ってる描写が極端に少なく感じるんですがね・・
まあそのほうが読みやすい。かな・・・
物語の主人公は「紅葉」なんだけど、進行の中心は「桜」だと感じる。
桜に関連性のある人々が集まっている・・・銀杏、吉野・・・・と。
二次試験始まりました(今回で終わってますが・・)
奨励会会員について少し。 「九段~四段」がプロの棋士であり、
その下の「初段~三段」「6級~1級」が奨励会員となります。
つまりは二次試験対戦相手は一番下のランクに入ってるわけですね。
で、新キャラ「染井吉野」の登場。病弱・・・兄である「桜」と同じような
「命をかけるような打ち方」紅葉は何を感じているのかなあ?兄と多少
重なって見えているのかもしれない。
そして宣戦布告・・・
もし吉野が「桜流(相手に攻めさせない)」を桜から教わっていて、
現在もそれを使っていたら・・・・
紅葉の「紅葉流(相手に攻めさせる」とはどういった感じになるのか。
紅葉が防戦にまわって上手く受け流しながらの戦いでしょうね。
ただ、現在の棋力関係どうなんだろう?吉野のほうがやっぱり上なんだろうな。
さあ次回は「紅葉」VS「吉野」かな?? 期待しましょう♪