ワンピース第909話「切腹」ネタバレ
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新世界のある島の廃墟に・・・ミンク族の「ガーディアンズ」の姿。
ネコマムシの旦那にの航海術で、この島に来た模様。「不死鳥マルコ」(白ひげ海賊団1番隊隊長・船医者)を連れて来るまで、
ガーディアンズは、ここで待機を命じられたようです。理由は「顔が恐いから。」
「俺の顔にビビる程度の男なのか!?」の質問。
「だから村があるんだよ!! あの滝の裏の洞窟の向こうに、優しい村があるんだとよ・・・
戦士の集団がゾロゾロ踏み込むべきじゃねェ。」
滝の裏の洞窟をぬけると、平和そうな村が見える。ネコマムシが、キセルをくゆらせながら黙って見つめる先にいるのは、
マルコ。炎を使って動物を治療している。
マルコ 「よし、治療は終わりだ。もういいよい。」
のっそりと歩を進めようとする大きな動物。
マルコ 「無理するな。再生の炎は、他人に大きな影響は及ぼさない。手当てはしたし、再生速度も上がったハズだ。
明日には飛び跳ねられる。」
よろこぶ飼い主らしき、少女。
少女 「わあ!マルコの魔法。よかったね!!タマ!!」少女の声に喜び、ぴょんと跳ねるタマ。
マルコ 「明日と言ったろう!!飛ぶな!!」
少女 「ありがとう!!マルコ!!」 少女の声に笑顔で手を上げる、マルコ。
と、ぞろぞろとマルコに群がってくる、村の人々。「腰が痛い。」「膝が痛い。」「弟がいじわるする。」などなど。
村から少し離れた、村を見下ろせる小高い丘の上にある丸太に、腰を下ろす、マルコとネコマムシ。
マルコ 「ここはオヤジの作った村だよい・・・」
ネコマムシ 「白ひげのオヤジさんがか・・?どういう事じゃ?」
マルコ 「貧しさゆえに天上金を払えず、世界政府に加盟できず。非加盟国はだいたいそうだが、
海賊も人攫いも横行する、無法の島になる。国は滅び、不幸な孤児ばかりが増え・・・オヤジもその一人だったんだよい。
幼少期早々に海へ出て、海賊になってからもこの土地を気にかけ、身分を隠して汚れた金と物資を放り込み続けた・・・
生涯な。家族は元から・・・友人ももういねェが、この国が故郷だからだ。」
ネコマムシ 「汚れた世界に、金のキレイも汚いもあるもんかよ・・・!!」
マルコ 「──ありがとよい・・・。 頂上戦争以後・・・おれ達は、せめてオヤジの守って来たものを死守しようと、
侵略してくる黒ひげに、落とし前戦争を起こしたが、オヤジの能力をも手にしたティーチにはもはや敵わず、
何もかも持ってかれちまった。あの恩知らずに一泡吹かせたかったが!!」
きせるをくゆらせながら聞いている、ネコマムシ。
ネコマムシ 「成程のう・・・ここはつまり・・・オヤジさんの最後の形見ゆうわけか・・・?」
マルコ 「ああ・・・赤髪が墓も近くに建ててくれたしな・・・」
目頭が熱くなってきた様子のマルコ。かけていたメガネを外し、ぎゅっと、目頭をおさえます。
マルコ 「オヤジは、実はケチだったろ?自分の宝の取り分は、全部ここに貢いでいたから。──みんな知ってたけどな・・・!!」
近くにあるログハウスから大きなチーズのかたまりを持ってきて、ネコマムシに渡すマルコ。話は、自称白ひげの息子の話に。
マルコ 「今、七武海のウィーブルって奴が、オヤジの実の息子と名乗り、白ひげゆかりの奴らを襲ってる。」
ネコマムシ 「ありゃホンマか?」
マルコ 「何とも言えねェが、どうも遺産目当てらしいな!!ない、と言っても信じねェだろうし。
おれもここもやがて狙われるだろうよい。」
ネコマムシ 「そらァ離れられんにゃあ。」
マルコ 「ウィーブルの母親バッキンは元海賊だ。40年近く前に、オヤジと同じ船に乗ってはいたはずだ・・・!!」
ネコマムシ 「では守るべき形見かも知れんのう。」
と、2人で大笑い。 どうやらネコマムシ、ルフィの元へ向かう様子。マルコはルフィへの伝言を託しました。
べべん♪べんべん♪ 鳴り響くのは三味線の音。 鳥居が両脇にあり、そびえる大きな木の曲がった幹の中腹には、お城。
ここは、「ワノ国」。
フランキーは、髪型をかなづちの形にして、大工「フラの介」として、大工に新入りとして働いてます。親方に褒められてます。
ウソップは、頭の上にカエルを乗せて、白いつけヒゲをして、ガマの油売り「ウソ八」として、働いてます。白紙を切って切れ味を確認した日本刀で、
自分の右手を切りつけて、ガマの膏をぬって・・・血はぴたりと止まる。そうして、ガマの油を売ってる状況。ウソップには合った仕事ですね。 コクコク(*゜ェ゜))
ロビンはといえば、芸者「おロビ」として、潜入。短期間で将軍の座敷からお呼びがかかるよう、もう特訓。
ワノ国に到着して、錦えもんから通達。「よいかおぬし達・・!!ここは、ワノ国。将軍の名は、黒墨オロチ!!お国の役人達はゆえに横暴だが、
手を出せば事件はカイドウの耳に届く!!同心が揃い、戦いの準備が整うまでは、我々の存在がバレてはならん!!!
まずは国の住人になりすまし、静かに静かに任務を果たしてくれ!!」とのことで、全員が変装、それぞれに住人として動いている。
ここは奉行所。
「お奉行様が、ついに辻斬りを捕らえたぞ。」 「犯人はこれから切腹だ!!!」 「よかった・・・今月だけで3人も夜道で斬られた。」
どうやら、辻斬りの犯人が捕まり、これから切腹するようです。
・・・・白装束を身にまとい、切腹させられそうになっているのは・・・・浪人「ゾロ十郎」として潜入しているゾロ!! Σ(・`□・´ )? !
ゾロの正面から、奉行が見下ろしながら言う。
「辻斬りには皆怯えておってな。町は平和になる上に、なんとおぬし墓荒らしでもあったのか!!23年前・・・海賊騒ぎのドサクサで消えた、
伝説の剣豪リューマの遺体と名刀・秋水!! しかし、辻斬り、そう歳には見えぬ。盗人からせしめたか? ・・・とにかく美しい。切れ味はいか程か。
かの秋水が今私の手に!!」
秋水を鞘から出し、その美しさにヨダレをたらす、奉行。
「ツカがねェぞ、このナイフ・・・でゴザル。」とゾロ。
「切腹刀は、短く柄はないものだ。戦うわけでもなし十分であろう。おぬし、切腹の作法はちゃんと知りおるのか!?武士の端くれなれば罪を認め、
立派に自決してみせい!!」と言いながら、腰の刀を鞘から引き出し始める、介錯人。
「拙者が・・・苦しむ前に介錯してしんぜる!!」
こういう場面ではなぜか、潔いゾロ。「じゃあ、あばよ・・!!」と、白装束の上を下ろし始める。
「フン、見苦しくわめくなよ?最後こそ武士の本分!!目撃者もおる!!証拠は充分!!貴様には勿体なき名誉ある死!!切腹を喜べ!!」と、奉行。
切腹刀をじっと、ながめるゾロ。
べべん♪べんべん♪と、鳴り響く、三味線の音色。
「血の匂いがするぞ・・・お前・・・犯人だろ。」と、奉行に向かって言うゾロ。
切腹刀で、奉行、建物を一刀両断!!!!!
「すまん!!錦えもん!!」
ワンピース第909話感想と910話考察
さて、マルコ。メガネをかけ、落ち着いた雰囲気。ネコマムシは、マルコをルフィの元へ連れて行く気だったのか?
個人的にはまた、マルコの戦いも見て見たいですが、状況がそれを許さないといった感じです。残念。〓■●バタッ
「ウィーブル」は、本当に白ひげの息子なんでしょうか??? 本当の息子である可能性もないわけではないという状況にはなってきましたが、はたして・・・
そして!!いよいよワノ国!!麦わら海賊団!! 住人として潜伏している面々。フランキー、ウソップ、、ゾロは、まああってますね。
それぞれに適した「職業」といった感じがしています。ロビン・・・・一番合っていない職業・・・本人も顔をあからめながら頑張っています。
で・・・この四人の中だとやはりというか、ゾロでしたね・・・問題を最初に起こしたのは。まあ自分の命が危機にさらされた状況でしたから、仕方なし。
この騒動がどうなっていくのかが、見ものですが。
ルフィたちの合流までどういった流れをみせるのか、大いに期待したいところです。