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ブラッククローバー【ネタバレ】163話「笑顔 涙」感想!

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ブラッククローバー【ネタバレ】163話「笑顔 涙」

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ラックの上に乗って動けないようにすると、「今解放してやる!」と言ってアスタは剣を
ラックに刺そうとしていた。

これで全てが終わると思ったが、ラックは最後にまだ力を出して、アスタの剣が自分の体に
刺されるのを阻止しようとする。

「死ぬのはオマエラだ!人間!」と言い放ち、剣から逃れようとマナを解放させたが、
そこにマグナとバネッサが加わり、ラックは腕を抑えられ再び動けなくさせられた。

「僕に触るなぁ」とラックが叫ぶと、場面はラックの心の内側に舞台が移った。

ラックの心の内側では、暗闇の中に子供の頃のラックが一人でポツンと立っていた。

ラックにはアスタ達のラックに向かって呼びかける声が微かに聞こえている状態だったが、
はっきり認識出来てはいなかった。

そこにラックの母親が現れ、「こっちに来なさい。あなたは普通じゃないんだから…
私と一緒にいなきゃダメなの」と話しかけてきた。

ラックはこんな自分を愛してくれるのは母だけだ、お母さんのために生きていると思いながら、
母親の元へ歩いていく。

その頃、エルフは「全魔力を放出して、この人間の体も!オマエタチも!ボクもオシマイだ!」と言い、
全てを解放して終わらせようとしていた。

発狂したように叫びながら、マナを解放させ自爆しようとするエルフ化したラック。

アスタ達もラックの氣は尋常でないのを感じ取り、このままだとラックがエルフでもなく、
別の邪悪な何かになってしまうと、危惧した。

「僕の大切なものを奪った人間を絶対に許さない!」と言うエルフに人間に対する憎悪を感じ取ったアスタは、
「何のことかわからないけど、オレ達人間のせいなら、ごめん!本当にごめん!」と謝った。

その上で「けど、ラックはオレ達にとって大切な仲間なんだ!頼むから奪わないでくれ!」と頼んだ。

それにと付け加えて「オマエの大切な人達はオマエがこんなになるのを望まないんじゃないか…?」とエルフに
向かって問いかけた。

それを聞いたエルフは叫び声を上げると、再びラックの心の内側に場面が切り替わった。

心の内側でラックは暗闇の中、母親の元に行こうとしていたが、「ごめん母さん、僕行かなきゃ。
こんな僕でも大切なものが出来たんだ…!今までありがとう」と言うと、母親とは反対の方向へ走り出した。

アスタ達や黒の暴牛での事を思い出したラックは、心の内側で仲間の元に向かって走る。

その頃、エルフ化したラックは「人間か、僕も君たちみたいな人達と、人間と仲良くなりたかった…」と
笑顔で言ってエルフは消えていった。

ラックは立ち上がり、「僕はみんなの…黒の暴牛の仲間だよね…?」と泣きながらアスタ達に問いかける。

遂にアスタ達が知るラックに戻ったのだ。

泣き顔問いかけるラックに、「あたりめーだろ バカヤローが!!」とマグナも応えた。

盛大に涙を流しながら、みんなで抱き合う。

ブラッククローバー163話「笑顔 涙」感想

ついにVSラック編が終わりを迎えて、感激しています。

やはり同じ黒の暴牛の仲間だったラックと、エルフ化して敵になったからと言って割り切って戦う事は
出来なかったアスタ達の姿を見ているはつらかった部分も多々あったので、本当に良かったという思いで
いっぱいです。

特にエルフが消えて自我が戻った時に行った「僕はみんなの…黒の暴牛の仲間だよね…?」と泣きながら、
アスタ達に問いかけるシーンは泣けました。

やっと自分を取り戻して、エルフがいなくなって、エルフではない黒の暴牛の仲間だったラックに戻れた
時に言った言葉だったので、余計にジーンとくるものがあり、涙を誘われてしまいました。

また、エルフが自分の大切なものを奪った人間を許すことができないと言っていた時に、アスタが謝っていたのが
印象的でした。

「詳しくはわからない」と言ったように、アスタにはエルフが過去にどんな扱いを受けて、どれだけのものを
奪われたのかはわかりません。

それでもエルフが人間に抱いている憎しみに寄り添って、同じ人間として謝るアスタに感動しました。

エルフが人間に憎悪の感情を抱いていることは理解出来たが、そのうえで「ラックはオレ達の仲間なんだ!
奪わないでくれ!」と言ったアスタの想いがエルフの気持ちを変えるきっかけの一因になったのかなと思いました。

エルフが消えていく前にアスタに言った「君たちみたいな人と仲良くなりたかった」と言った言葉には、
アスタ達の今までの行動がエルフにも届いていたのかなと思えました。

ラックが元に戻って、バネッサとマグナと抱き合っている最後のシーンは、言葉はなかったですが、
凄く感動しました。

あの一コマの絵に今まで戦ってきたアスタ達の思い描いていた願いが叶った、喜びや嬉しさなどの感情を感じられた気がしました。

ブラッククローバー164話考察

やっと決着が付いたなという印象です。

アスタの剣を突き刺せば、全て解決というわけではなかったですね。

今回はアスタ達の想いを受けて、エルフが人間を許せたからと言うのも、元に戻れた一因だったかもしれません。

今回のエルフはアスタ達の想いを受けて笑顔で消えていくことができましたが、もっと憎しみを抱えたエルフの場合はこうはいかない
かもしれません。

今回は自我を取り戻すことが出来ましたが、今後エルフを消して元に戻す確実な方法を見つけなければ戦い抜くのは厳しくなるかも
しれません。

また、今回初めて心の内側を描写していましたが、やはりアスタ達の呼び声は微かに聞こえてはいても、認識は出来ていない状況でしたね。

おそらく、外の世界とは隔離されているので、届きづらいのではないかと思われます。

その中に出てきた、ラックの時は母親でしたが、今後はその人の一番大切だった存在が現れるのかなと思いました。

今回は途中で、アスタがエルフに向かって言った事によって、途中で引き返すことが出来ましたが、もしもあのまま
向かっていたらどうなるのかを考えると少し怖いですね。

向こうに行ってしまったら、自我を取り戻すことは難しくなってしまうのかな、とか考えてしまいます。

今後はこの心の内側でのシーンが、元に戻るのには重要になってくるのではないでしょうか。

またユノ達の事も次回以降出てくると思います。

アスタはユノとの約束通り、王都に向かうのか、それともユノ達の援護に向かうのか。

ユノ達の援護に向かった場合、ユノに文句を言われそうな予感はしますが、ユノがピンチの時にアスタが現れると言う展開も面白いかなと思います。

今後の展開も楽しみにしています。

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