横浜大栄と依然得点が縮まらず、圧倒され続けている九頭高。そんな中、トビの宿敵でもある、不破豹がコートに入ってきた。前回と戦った時と同様にワンマンプレーで攻めこまれ為す術ない九頭高。いまだ第一クォーターで活路が見いだせず、攻めの起点が作れず苦戦を強いられている状況を打破できるか!?
あひるの空【ネタバレ】611話
過去に彼は、「あのときのスピードこそ正義だった」そう豹は言っていたのだ。
実際それは、高校バスケという舞台において文字通り無敵の強さを誇った。
そしてオレンジの髪はコートで一番目立つ為だった。
豹の回想から、試合に戻り豹のその強さに観客は、唖然としており車谷監督も独り言を呟く。
車谷監督:もう第一クォーターが終わるぞ。なんとしてもこの流れを止めないと」
焦りを感じながら呟くのであった。
豹がゴールを決めた後、ボールは千秋に渡る。
千秋:(この20点差をつけておいて、そこまでプレッシャーをかける必要があるのか・・・。)
焦りと苛立ちの感情がこみ上げてくる。そこを白石がボールをスティールし横浜大栄ボールへと攻守が切り替わる。
千秋:俺ばっか集中してズルいぞ!」と怒る。
白石:アホか
と言い速攻で九頭高側へ攻めていく。
百春:いかせるか
白石は、百春がブロックしにくるのを読んでいた。
ボールを後ろの鷹山へ回し、鷹山がボスハンドでシュートを放つも
審判:第一ピリオド終了―――
と審判が言い、第一クォーターの終了が告げられた。審判の笛の後にゴールインした為、ノーカウント扱いになり惜しくもブザービートとはならなかった。
鷹山:ちぇっ
と小さく呟いた。
あひるの空611話の感想!
あっという間に第一クォーターが終了してしまい、圧倒的劣勢の九頭高でした。何も通じずどうすることもできない時間が多かったですね。前回の対戦から互いに成長しているが埋まらない差を見せつけられました。ようやく一息つけるタイミングが来ましたが、勝利への作戦は車谷監督で考えているとは、思いますが予想していたよりも酒巻監督が上手な感じがしました。かなり焦っている様子の車谷監督ですが、攻めの一手を見て見たいです。次回は、新たな展開が期待したいです。