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キングダム【最新ネタバレ】「祈るのみ」と588話考察

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キングダム【最新ネタバレ】「祈るのみ」

瀕死の王賁を抱えて戦場から離脱を試みるが

尭雲直下「雷雲」と「十槍」の猛追に苦しむ玉鳳隊。

【 玉鳳隊 vs 雷雲・十槍 】

玉鳳隊の宮康と松琢が殿(しんがり)を務めている。

尭雲軍精鋭の雷雲と十槍の追撃は激しく、

次々と打たれていく玉鳳兵達。

王賁を逃がすには命を捨てる覚悟がいると松琢は悟る。

その時

雷雲と十槍の前に立ちはだかる宮康。
 
ドゴ

宮康の鉄球槍が十槍の一人を吹っ飛ばす!

ドゴッ

続けざまに別の十槍を一人、その鉄球槍で潰す宮康!

十槍らの追撃から王賁が逃げる時間を稼ぐために

死ぬ覚悟で敗走を止め、一人で十槍と雷雲に相対する!

その行動に驚く松琢。

宮康が松琢に向けて叫ぶ。

「行けっ兄弟!」

宮康の背に十槍の槍が突き刺さる!

ドス ドス

宮康は刺した十槍の一人を振り向きざまに潰す!

しかし!

十槍の何珉(かみん)の槍がついに宮康の胸を貫く!

ドンッ

宮康は自分の胸を貫くその槍を持ったまま引き抜かせない。

そして松琢のいる方向に向け、笑顔で別れの言葉を呟く・・

「あとは頼んだぞ・・・兄弟」

胸を貫いたものの

槍を摑まれて身動きがとれない何珉に対し

宮康は最後の力を振り絞り、鉄球槍を振り下ろす!

ドゴッ

頭が潰れる何珉。

しかし同時に背後から十槍の三人が宮康を突き刺す!

ドスドスドス

同じ頃、尭雲軍に攻勢をかけていた飛信隊。

そんな中

信は玉鳳の戦場に何かが起こっていることを感じていた。

『王賁・・ちゃんと戦ってんだろうな お前・・・』

【 尭雲と趙峩龍 】

宮康が身命を賭して作った時間により

王賁のを逃がしてしまった尭雲と直下兵団。

「チッ 首を取り損ねたな」

十槍のひとりが悔しがります。

しかし結果的に尭雲によって王賁は重体となり、

目的はほぼ達したといえます。

ただその代償は大きく、

尭雲は利き腕の右腕を王賁に粉砕されてしまい

精鋭十槍の内、四槍を失い、

直下兵団の雷雲も半数近くを討たれてしまいました。

尭雲が号令をかけます。

「戻るぞ」

その頃、

玉鳳隊の番陽の足止めをしていた趙峩龍。

尭雲達が戻るのを確認すると

趙峩龍も分断戦術を止め本陣に下がる号令を出します。

「終わったみたいだな・・我らも一旦、本陣に戻るぞ」

趙峩龍軍が下がり、番陽達は玉鳳本陣に戻ります。

そして王賁が討たれたことを知ります。

「賁様は宿営地天幕に、息はかろうじてあります」

報告を受けた番陽は関常を責めますが

関常も相当な重傷であり、意識を失ってしまいます。

【 十三日目の概要 】

王賁が倒れ、玉鳳隊は亜光軍の斜め後ろまで後退。

事情を知り亜光軍は右に兵を厚くした結果

正面の馬南慈軍に攻め込まれてしまう。

しかし尭雲不在の尭雲軍に対し飛信隊は押し込み、

結果、右の馬南慈軍は飛信隊に注意を払わねばならず、

亜光軍をに戦力を集中させることが出来ません。

戦局はこの形のまま進み、

本陣に戻った趙峩龍が早めに引き上げの号令を発して

十三日目の戦闘は終わりました。

趙峩龍が早めの引き上げを選んだ理由は二つ。

一つは趙峩龍は尭雲が戦えぬことを飛信隊が知れば

一気にたたみかけてくる恐れがあったため。

もう一つは王賁を討ったことを戦場全体に伝えることで

秦軍の士気を下げる時間を設けたかったからです。

趙峩龍は明日一日での勝利を確信して下がりました。

【 玉鳳隊宿営地 】

王賁の身を案じ、天幕の外で涙を流す玉鳳兵達。

そこへ信と羌瘣、河了貂が現れます。

天幕の外で騒いでいる番陽を見つけた信。

「あれか・・・」

天幕へ向かおうとする信を松琢が止めます。

「待て、手当て中で皆静かに見守っているところだ

せっかく来てくれたがあんたもここで待て」

信が松琢に尋ねます。

「危ねーのかアイツ」

信は松琢から王賁の容態を説明され

あとはもう祈るだけの状態であることを知ります。

それでも信は自信たっぷりに松琢に言います。

「大丈夫だ」

泣きじゃくる番陽のもとへ来た信は

松琢に告げた時と同じく自身たっぷりに声をかけます。

「しっかりしろ アイツは大丈夫だ」

番陽は王賁の心臓が何度も止まりかけているのだと

信に詰め寄りますがそれでも信は揺らぎません。

「アイツは死なねェ 死んでたまるか」

信のその言葉に番陽も玉鳳の兵も

王賁は死んでない、瀕死でもまだ生きているという現実を

前向きに捉えて希望を見ます。

信は番陽に羌瘣を連れて来た理由を話します。

以前に羌瘣の持つ薬と気を利用した治療によって

信は重度のダメージから回復したことがありました。

今回も王賁を救ってくれると信じて連れて来たのです。

「羌瘣だけ天幕の中に入れてくれ、絶対助けてくれる」

羌瘣は自分だけが天幕に入ることを信から聞いておらず、

信は中に入らないのかと訊きます。

「入らねーよ

死にかけのアイツなんか見たかねェし

アイツも見られたくねーだろーし・・・」

そして語気を強めてこう言います。

「俺は見舞いに来たわけじゃねェ

明日どうやって趙左翼に勝つか玉鳳と話し合いに来た!」

松琢はその言葉に王賁が尭雲に討たれた時、

関常が尭雲と十槍に向かって言った言葉を思い出します。

『秦右翼にはまだ飛信隊が残っている!』

まだ戦いの只中であり、

玉鳳隊には秦右翼としての役割があることを

王賁のことで頭の中いっぱいになっていた番陽も

そして玉鳳兵達も思い出します。

信がさらに語気を強めて言います。

「俺達は勝つために戦ってんだっ!!」

羌瘣は天幕に入り王賁に治療を施し、

信と番陽達は河了貂を中心に明日の作戦会議。

こうして十三日目の夜は過ぎて行きました。

朱海平原決着まであと二日・・・

キングダム 第587話「祈るのみ」END

【 キングダム 588話考察 】

【 兵糧問題 】

どうしたことでしょう・・

秦軍兵は何か飛ぶクスリでも飲んだのでしょうか?

今夜からはもう食事も出ないのに士気は高く、

脱走兵も出ていないようです。

それともクスリではなく、

信と王賁による激という催眠術のせいなのでしょうか・・

まあ、兵糧が無いことで短期決戦をしているわけですから

兵糧問題が鄴攻めにおける最大の問題であったというのは

これ以上は描かなくても良いという判断なのでしょう。

下々兵の話ばかりでは地味ですもんね。

個人的には、その地味な部分を掘り下げて欲しいけど。

河了貂が心配していた下々兵の電池切れは

ギリで起きないということですね。

【 小者感がハンパない趙峩龍 】

王賁攻略は李牧の策ですし

王賁討たれるの報を広げる策も奇策ではありません。

いったい王翦は趙峩龍の何を警戒していたのか?

石橋を叩いて渡るような用心深き慎重さと、

感情に左右されることのない冷静さを

王翦は警戒していたということなのでしょうか・・

いやぁ・・パっとしませんねぇ。

趙峩龍にこの先見せ場があるのか怪しくなってきました。

だってあと二日で決着なのですから。

これは予測不可能な亜花錦あたりに

サクッと討たれてしまうかもしれませんね。

【 河了貂の策 】

信の提案によって玉鳳と飛信隊コラボによる

趙左翼への攻撃が始まります。

間違いなく河了貂主導の策でしょう。

やっと河了貂に活躍の場が訪れるのです。

決め打ちした策がピタリとハマる展開より、

臨機応変に対処していく河了貂を見たいです。

もうここしかレベル上げする場面は無さそうですからね、

どうしても期待してしまいます。

【 信 vs 尭雲 】

王賁、そして宮康の仇を討つのは玉鳳であって

飛信隊や信ではイマイチ盛り上がらない。

しかし、番陽と松琢で尭雲を討ったら

王賁や関常の立場がありません。

いくら手負いの尭雲であってもです。

尭雲にはもうひと踏ん張りしてもらい、

信に一振り真っ二つで討たれて頂くのがよろしいかと。

馬南慈ですが・・

意外と今回の戦いでは討たれないのかもしれませんね。

李牧らと一緒に撤退するのかもしれません。

ああ見えて世代交代の交代される側ではなさそうです。

【 動くか王翦 】

当然、王賁のことは知らせをうけているハズです。

この知らせによって、もし王翦が動くとしても、

王賁のために動いたのか秦のために動いたのかが

判別つかないような動きを見せるのでしょうし、

そうであって欲しいと願います。

父親面を見せたらキャラ崩壊ですもんね。

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