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ネオレイション(neO;lation)【ネタバレ】 process7「獣」感想!

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ネオレイション(neO;lation)【ネタバレ】7話

 宮内咲を助け出した「レミング事件」から二日が経過。ネオは匿名で安西の悪事をアップロード。事件は解決したかのように思われた。が、容疑者となった安西は逃走中のようで、
TVでもその話題が放送されています。「なんで大学は心を操るAIの研究なんて許したんだろうね。」ちゃぶ台の前でTVを眺めている大悟に姉が話します。大悟は無反応。スマホで新太に
連絡をする大悟。「おい尾根、ニュース見たか?」新太は買物帰りのようで、ビニール袋を持ち、外にいます。「安西が逃亡中ってやつかい?」大悟も外に出て通話。「お前あいつの行動、
motokoでわかるって言ってたよな?どうなってる?」「motokoが予測できるのは安西限定。それが外れるってことは、他の人間が関わってる可能性が高い。」驚く大悟。「逃亡に手を貸してる奴が
いるってことか!?どうする!?」「放っとけばいいよ。どうせ奴は指名手配中。捕まることを恐れながら日陰で過ごすしかない。結局無力だ。」

日は変わり、学校。音楽に合わせてダンスの練習中の夕子。それをベンチに座り手拍子をしながら見守る咲。「君は変わってるな。本当に見ているだけで楽しいのか?」ホットドック片手に
やってきた新太。「踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損々、ってことわざ知ってる?」「ことわざ・・・なのかな。」「うん。天才の僕から見たら、何をしようが世の中全員アホだ
という意味だ!」ホットドックを食べながら新太が言う。「そうだっけ・・・尾根くん助けてくれてありがとう。私どうかしてた。たくさんの人を悲しませるところだった。」
「・・・気になってたんだけど、レミングはどうして君に家出させたんだろう?普通通りの生活のまま自殺させれば怪しまれることはなかった。」「・・・レミングに言われたの。
指示に従わないと、家族や友人に何が起きるかわからないぞって。私はそれが怖くて逃げ出したの。私が一人になれば、みんなに少しでも迷惑かからないようになるかな・・・って。」
「じゃあレミングの指示じゃないのか!なんだあいつ、全然人間操れてないぞ。」笑う新太。

「君が家出をしたことで僕達はレミングの存在に気づき、追いつめることができた!今まで何人も自殺に追い込んだ奴の犯行を、初めて止めることができた!窮地に立たされている自分より、
他人を心配する。君のその思いやりっていうのかな・・・それは奴の誤算だった。レミングの計画を最初に崩したのは君だ、宮内咲さん。」咲はだんまりと、うつむいたまま。
「・・・私は逃げただけだよ。みんなが助けてくれなかったら、今ここにもいない・・・尾根くんになにかお礼できるといいんだけど・・。」その言葉に咲の隣にドカッと座る新太。
「じゃあまた死にたくなったら、ホットドック買って僕のところへ来い。」きょとんとする咲。「それ、また私が助けられるだけで・・・。」「人間は資源だ。レミングみたいにムダ使い
しない。ただ死なせるなんて勿体ないから、僕が有効利用する。」「私・・なんの役にも立たないよ?」「君は物分かりが悪い。君が戻ってユッコや両親は喜んでたろ?君が生きてるだけで喜ぶ人間がいる。最高だね、僕はやりたい放題が大好きなんだ。君を人質にすれば、奴らは僕の言いなり。君にはそれだけの価値がある。」その言葉にぼろぼろと涙を流す咲。

場所は変わり、どこかの廃屋のような建物。手引きされ助かった安西がいる。「助かったよ。しかし君は思ってたより、ずっと若いんだな、ジェヴォーダン。」ソファーに座る安西の目の前には
ビールケースに座った男の姿。目は狼のような目で、毛の帽子をかぶり、ヒールのついた靴をはいて、カツーンカツーンと音を鳴らしている。「どうしてここまでしてくれる?」「あなたが僕らと同じ、
獣だと思ったからです。人の定めた法が縛れるのは人だけ。その原理を外れたのが獣。あなたの中にも獣を見た。だから僕はゲームを使った犯罪プランを贈った。」「ああ素晴らしい出来だった。
しかし、ヒューマンエラーが起こった・・・!!想定外の行動をするプレイヤーが現れた!あれさえなければ・・・!」床にうずくまり、頭を抱える安西。「私はこれからどうなる!?
こうして逃げ続けられるのか!?いつまでこんなこと続ければいい!?絶望だ・・・!」近づき、「僕が警察には絶対に捕らえさせません!」と笑顔で安西に言うジェヴォーダン。

 安西を追ってやってきた警察。中には誰もいないが、代わりに壁に獣のようなマーク。「血・・・ですか!?」「多分な。鑑識を呼んで安西の血液型と照合させる。」

別施設──「この施設は、テルミット法を用いた冶金を行っている。」「さすがギデオン!こういう処理の仕方があったか!」大きな火の炉の上の方で話しているのは、ジェヴォーダンと、
右目が義眼、手が義手のギデオンという男。「3000℃。肉・骨・遺伝子も溶けてなくなる。」「レミング、これであなたが警察に追われることは永遠にありませんよ。」「だがいいのか?
レミングは俺達の5人目にするつもりだったんだろ?」「僕が欲しいのは獣だよ。レミングは所詮ネズミだった。獣と呼ぶには牙が短すぎた。レミングの動画を撮ったのはハッカーらしい。
違法な手段を用いなければ、彼を追いつめることはできなかったはずだよ。手際もいいみたいだね。」「まさか、そいつを5人目に迎える気か!?少し毛色が違わないか・・・!?」
にやりとしながら歩くジェヴォーダン。「なに、そういうのを飼いならすのも面白そうだろ!」

ネオレイション(neO;lation)7話の感想

 ネオたちの中ではレミングの一件はとりあえず終了したようです。咲も戻ってきていますし、レミングが逃げているとしても大丈夫とふんでいます。しかし・・・当然のように黒幕が
存在していました。ジェヴォーダンという新たな人物。「獣」という言葉をよく使用しています。そしてもう1人がギデオン。ギデオンが「5人目に」と言ってるという事は、すでに4人は
揃っているということですね・・・どのようにからんでいくのか期待したいものです。それにしても、どういう輩たちなのでしょうか?今回の話だけではわからないので、次回以降に期待ですね。

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