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ブラッククローバー【ネタバレ】199話「最強の天敵」感想!

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ブラッククローバー 198話 あらすじ

悪魔から真実を知らされたパトリは、絶望の淵に追いやられ、パトリの四つ葉の魔導書(グリモワール)が五つ葉の魔導書(グリモワール)に変化した。

パトリの五つ葉の魔導書(グリモワール)を持った悪魔は、ダークエルフになったパトリに暴れろと命令すると出口に向かって行ってしまった。

ユノとアスタはダークエルフとなったパトリとの戦いで苦戦していたが、アスタの強い言葉に心を揺さぶられた。

すると、その心の揺らぎを振り切るように極大魔法を放とうと、魔力を凝縮させていく。

ブラッククローバー 199話【ネタバレ】

アスタは、以前リヒトがキレた時に放ったヤミ団長すら苦戦した極大魔法のさらにパワーアップした魔法が放たれるのではないかと警戒した。

ユノも「何て魔力の凝縮だ」と、パトリの魔力を感知し、このままではマズイと危惧していた。

魔力を凝縮し終えたパトリは「憎い」と呟きながらアスタ達に向かって、大魔法 魔光魔法”神罰の光芒(しんばつのこうぼう)”を放った。

圧倒的な魔法だったが、アスタは今の自分とユノだったら出来ると信じて、パトリの攻撃を滅魔の剣で受け止めた。

叫びながらどうにかしようとするアスタをユノは魔法でアスタをサポートし、パトリの大魔法を跳ね返す事に成功した。

アスタとユノの力が合わさってパトリの大魔法を跳ね返せたが、「何とか凌いだぜ!」と安心したように呟いたアスタは今までの無理がたたったのか、ブラックアスタの状態で居られず解けてしまった。

アスタの足元をユノが風の魔法で足場を作ると、奴も今の攻撃でほとんどの魔力を消費したはずだとユノは言ったが、ユノの予想に反してパトリは再び大魔法を放つために魔力を凝縮させていく。

アスタは焦り、ユノも禍々しい魔力がどんどん湧き上がるのを感知したが、どうする事も出来なかった。

パトリは再び大魔法“神罰の光芒”を放ち、アスタとユノは今までの戦いで魔力を消耗してしまい、絶体絶命のピンチに陥った。

しかし、その瞬間ノゼルが現れアスタ達を守るように水銀魔法を発動させ、パトリの大魔法を跳ね返した。

ノゼルは「ようやく会えたな!」と言うと、自分は手緩くはないとパトリに向かって言い放った。

すると「貴様は私には勝てん」と、さも当然のように言った。

魔法の戦いには属性の相性と言うものが大きく影響すると言われている。

ノゼルの水銀魔法は攻撃も防御もどちらにも対応し、変幻自在に変化する事で、どんな敵にも対応することで団長と言う地位まで登り詰める事が出来た。

洗練された魔力で、水銀を瞬時になめらかにして光を反射させるノゼルの水銀魔法は、パトリの放つ光魔法を瞬時に跳ね返してしまった。

そこでフレゴレオンを思い出し、「もっとも相性が悪い相手にも負けるつもりはない」と言い切った。

そしてこの時の為にと更に刃を磨いてきたと大量の水銀を刃のように鋭くさせ雨のように相手に降り注ぐ事で、パトリの逃げ場をなくし攻撃を放った。

しかし、その攻撃を華麗に避けていたパトリだが、ノゼルが攻撃を避けるパトリに若干イラついてはいたが「準備は整った」と言うと、水銀創生魔法”刑戮の銀星(けいりくのぎんせい)”を発動させ、部屋中の水銀を檻のように変化させパトリを閉じ込めた。

ノゼルは、この魔法は光魔法ごとパトリを閉じ込め攻撃し続けると説明し、「不可避の監獄だ!」と言うが、パトリは話など聞かないでノゼルに向かって攻撃しようとした。

ノゼルが「己が業に滅しろ」と言うと、”刑戮の銀星”が発動し、パトリは自分が放った攻撃がノゼルの魔法によって跳ね返ってきたので、逆に攻撃を受けてしまった。

全ての攻撃を跳ね返した“刑戮の銀星”を見たユノは「何て精密なコントロールだ」とノゼルを称賛し、アスタも「すげぇ」と驚いていた。

すると、ノゼルはアスタとユノに対して「魔法帝になるのは私だ」と言い放った。

ブラッククローバー 199話 感想!

今回はノゼルの活躍が凄まじかった回でした。

アスタとユノのピンチに颯爽と登場して、ダークエルフとなったパトリにも驚きを見せず、倒してしまう圧倒的な戦闘センスには感動しました。

銀翼の大鷲団の団長として、戦闘能力は今までも発揮されていましたが、パトリの光魔法と相性が良い水銀魔法だったため、今回はノゼルの強さがより一層際立っていたなと思いました。

そして、アスタとユノに対して「魔法帝になるのは私だ」と宣言したのも、今までのノゼルでは考えられない言動だったなと思いました。

王族としての誇りが高いプライドとなり、アスタ達への態度などが若干高圧的だったノゼルも、ノエルと和解し共闘する事で亡き母の姿を思い出して何か変わっていったのかもしれないです。

そして、アスタも過去にヤミ団長さえ苦戦したパトリの大魔法を前にして自分とユノを信じて、パトリの攻撃を受け止めた勇気は称賛にあたいすると思いました。

アスタは自分だけだったらダメな場面も仲間を信じる事で乗り越えてきたので、今回は小さい頃から一緒に育ったユノだったからこそ、ユノに対する絶大な信頼は大きかったのかなと思います。

ブラッククローバー 200話 考察

ノゼルとの戦いで倒されたパトリでしたが、未だにブラックエルフの状態が解けていないので、その部分が今後のカギとなってくるかなと思います。

絶望の淵にいるパトリにアスタ達がどうやって希望を見出させるのか、今後注目していきたいと思います。

また、悪魔が話していたエルフ達と人間達の戦いの真実が明かされたので、初代魔法帝との戦いについても今後どうなるのか気になる所です。

今一番の注目である悪魔が出口に向かっていってしまったのも、今回ヤミ団長が出ていなかったのでもしかしたら直接悪魔の方に向かっている可能性もあるかなと考えています。

今後の展開も楽しみにしています。

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