それでは鬼滅の刃【第159話】のストーリーを見ていきましょう!
今回はストーリーを
・しのぶの死を知った伊之助
・童磨と伊之助の闘い
・素顔
の3部に分けてお話していきます。
ではどうぞ!
今回の表紙は二刀を構える伊之助です。
そのアオリ文は『我流の剣士・・・見参!!』
タイトルは『顔』!!
しのぶの死を知った伊之助
突然カナヲと童磨の戦いに乱入した伊之助。
指で輪を作り童磨の姿を注視し、瞳の数字を確認します。
「弐!!テメエ!!上弦の弐だなバレてるぜ!!
テメエが上から二番目だってことを俺は知ってる
ハハハーア!!テメエを倒せば俺は柱だ!!」
「別に上弦の弐だってことは隠してないけど・・・
面白い子が来たなァ」
思い切り叫ぶ伊之助を若干引き気味で確認する童磨。
あっけにとられている様子です。
「俺が柱になったら呼び名は野獣柱・・・
いや猪柱か!?
どっちがいいと思う!?おい・・・」
意見を求めるために振り返りカナヲを見る伊之助。
そこでやっとカナヲの姿が戦いにより
ボロボロであることに気づきます。
「ぬおっ!!
おまっ・・・ボロボロじゃねーか
何してんだ!!
怪我したらお前アレだぞ、しのぶが怒るぞ!!
すげー怒るからなアイツ!!」
「――――!!」
何かを堪えるように黙ったままのカナヲの表情を見て
さすがの伊之助も悟ります。
「死んだのか?しのぶ」
その言葉を聞いて童磨は明るく否定します。
「まさか!死んでないよ
彼女は俺の中で永遠に生き続ける
俺が喰った人は皆そうだよ救われてる
もう苦しくない つらくもない
俺の体の一部になって幸せだよ」
独自の価値観を展開する童磨。
怒りに震えるカナヲを前に
伊之助は怪我するたびに幾度となく世話になった
蝶屋敷での出来事を思い出します。
『傷は縫ってますからね
触らないこと
勝手に糸を引き抜いたら駄目ですよ
指斬りげんまん
約束です』
笑顔で伊之助の小指に
自分の小指を絡めるしのぶの姿
その姿を思い出し
童磨への怒りを爆発させる伊之助。
「咬み殺してやる塵が」
――――――
童磨との闘い
大きく跳躍する伊之助。
「そいつが撒き散らす冷気を吸わないで!!」
童磨の技に散々翻弄されたカナヲが忠告します。
獣(けだもの)の呼吸 肆の牙(しのきば)
切細(きりこま)裂き!!
そんな伊之助の攻撃を童磨は楽しそうに受け止めます。
「アッハハ!!滅茶苦茶な技だな
刃こぼれした刀に変な太刀筋
それで成立してるんだから
ほんと面白い」
武器の扇を伊之助の頸に振るう童磨。
その動きを見切り、右足で跳ねのける伊之助を見て
童磨は感嘆の声を上げます。
「わー体柔らかい!凄いや
その頭は被り物だよね?」
「君・・・」
尚も言葉を続けようとした童磨ですが、
一瞬のうちに伊之助が取り返したカナヲの刀の存在に気づき
口を閉じます。
「これお前の?」
「う うん」
「もう取られんなよ」
刀をカナヲに渡す伊之助。
そんな二人の間合いへ童磨が軽やかに入り込みます。
「速いね気づかなかったよ」
即座に始まる童磨と伊之助の斬り合い。
童磨の腹部を蹴り上げ、右足への扇の攻撃を見切り回避し、と
伊之助、互角に戦ってます。
「やるね!」
笑顔の童磨でしたが
伊之助が間合いの外側から振りかぶってきたことに気づき
驚きます。
(ほら全然届いてないでしょ・・・)
大きく技を放つ伊之助。
なんと届かないはずの一撃は
童磨の両目に届き鮮血を撒き散らします。
(!!斬撃が届いた・・・)
驚く童磨を前に、構えをとる伊之助。
獣の呼吸 玖(く)の牙
伸・うねり裂き
グニャグニャと腕の関節を外し威嚇します。
(えっ・・・腕の関節 全部外してる?
この後どうするの?)
もっともなツッコミを(心の中で)入れたカナヲを前に
ガチンガチンと構えを解き関節を元通りにする伊之助。
「クソッ!!新技はまだ鮮度がイマイチだぜ
頸狙ったのにズレちまった!!」
滅茶苦茶な自己評価を下す伊之助に
流石のカナヲも「いやっ・・・え?いやいやいや」と
心中のツッコミが止まりません(笑)
「あっはは!そうやってすぐ関節戻せるんだ
痛いとかないの?
何か君もうホントに全部 滅茶苦茶だなァ」
随分長く生きてるけど、君のような子は見たことがないよ、と
童磨にまで笑われます。
確かに無茶苦茶ですね・・・ww
―――――
素顔
「そりゃあそうだろうぜ この伊之助様
そこいらの有象無象とはわけが違うからな」
こんな時ですが「伊之助、お前 字とか読めないのに、
よく有象無象なんて難しい言葉知ってるな・・・」
などと思っていたのですが
驚愕の事実が。
セリフの初めはいつもの
猪の被りものをしていたはずの伊之助が
いつの間にか素顔になってます。
そのことに驚き驚愕する伊之助。
カナヲもそのことに気づき青ざめます。
「んー かなり年季が入ってるね
この猪の皮
目はどういう加工してるの?」
興味深そうに猪の被り物を眺める童磨に
我に返った伊之助が「テメエ 返しやがれ」と迫ります。
そんな伊之助の素顔に向けて、無邪気に童磨が指さします。
「あれー?何か見覚えあるぞぉ 君の顔」
ニヤリと笑う童磨。
アオリ文は「笑う。無邪気に、邪悪に―――」で次号へ!
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鬼滅の刃【第158話】感想および考察
初登場からずっと被っていた伊之助の猪の被りもの。
ここにきてその秘密が解き明かされるのでしょうか?
なんとなく伊之助の育ての親の猪の毛皮なのかなと思っていたのですが、
なんと伊之助の実の親のことを童磨は知っているような描写ですね。
次号がとても気になるところです。