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紅葉の棋節【ネタバレ】第15話「紅く染まる」感想!

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紅葉の棋節【ネタバレ】第15話

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 取材の仕事をこなしている銀杏。記者から「市原先生にとって将棋とは?」と言う質問を受けています。
銀杏の答えは、「夢」。そして笑顔で続けます。「理想の一局を指す・・・それを叶える為のものです。」と。
記者が質問を続けます。「それでは最後の質問なんですが、何故弟子をお取りに?」きょとんとした表情の銀杏。
答える表情は悪巧みの顔。「あぁ・・・そうですね・・・彼もまた、私の夢ですよ。」

 場所は移り、紅葉対百日紅。百日紅の一手目を見て、唖然としている紅葉。将棋の定石を無視した百日紅の手に戸惑っている。
罠か・・・・?ただ紅葉がこの一手目に感じているのは、「気持ち悪い。」という感覚。

「伝説に引導を渡された将棋の神の孫じゃ!!」と言っていた千鳥の言葉が頭をよぎっています。
関係ねぇ!どんな将棋を指そうと、百日紅がどんな立場だろうと・・・自分の将棋を指すだけだ。紅葉は指し進めます。

 百日紅には聞こえている。紅葉の打つ駒の叫ぶ声が。絶対に負けないという情熱の音・・・・らしい。
何とも苦しそうな音と感じている百日紅。こんな将棋を指したいんじゃないようです。

『 百日紅回想 』

 将棋の神とうたわれる程の真の天才だった祖父。全盛期にはいくつものタイトルを奪取し、たった一つの戦法で勝ち続けるその「剛」の将棋は、
あらゆる棋士が彼を畏怖し憧れたものだった、らしい。というのも物心つくよりも昔の話で、プロの世界には興味がなかった。

百日紅「じいちゃん!将棋指そーっ!!」
ふすまをおもいっきり開くのはまだ今よりずっと幼い百日紅。
祖父「勝か。そこに座りなさい。」 笑顔の祖父。その言葉に笑顔で返事をする百日紅。
俺はただ、祖父との対局において祖父が鳴らす、カッコイイ「パチッ」という駒音が好きだった・・・

百日紅「大会?」
祖父「勝、お前が勝負の世界に興味がないのを知ってる。でもお前には才能がある。一度でいい、試しに出てみなさい。
   きっと色んな駒音が聞けて、楽しいぞ。」
縁側に並んで座り会話する2人。
百日紅「分かった。」
祖父「!おおそうか」
百日紅の言葉に笑顔の祖父。

ただ・・・正直乗り気ではなく、じいちゃんに喜んで欲しかっただけの百日紅。

 その後、初めての大会に出て連戦連勝。あと一勝で全国大会に出れるという時だった。「負けました。」百日紅が勝利を収めた。
全国に行けることにはなったが・・・ボロボロと涙を流し、悔しがる対戦相手の様子を見つめる百日紅。
『自分が勝つということは相手は負けるということ』そんな当然を付きつけられて、百日紅は逃げるようにその場を後にした。

 そしてその後、デビュー戦の蔵道桜に負けた祖父。それから祖父は二度と将棋は指さないと、指してくれなくなった様子です。

──今──

 ひょっこりと「高雄の間」に現れたのは銀杏。きょろきょろと探すのはもちろん紅葉。発見した銀杏。紅葉の背後に近づく。
紅葉は銀杏がそばに来ているのに気づいてはいない様子。
(相手は・・・百日紅!神の孫か!これは・・・・相手が悪い。これだけ棋力差があるとなると・・・一敗もやむなしか。
 まぁ・・・これからぼちぼち勝っていけばいいさ・・・)
紅葉は必死で考える。
 (どれだけいなそうとしても、逆に俺の受けが先に潰される!コイツなんて読みしてやがる・・・ただ勘が鋭いって域を超えている・・
俺に見えてねえものが見えている・・・いや、マジで何か聞こえてるってのか!?)

百日紅「ねぇ、もうやめない?」
紅葉「は?」
百日紅「なんというか、君との将棋しんどくてさ。勝つとか負けるとか・・・そんなことの拘るからこんな苦しい音になるんだ。」

ただあの頃のように楽しい将棋が打ちたいと思っている百日紅。その想いとはうらはらに、あの頃の駒音を阻むように苦しい気持ちばかりが
積もっていくと実感する百日紅。
百日紅「もううんざりなんだ。(誰かの苦しむ声を聞くのは)これで終わりだ、今楽にしてあげる。」
指し進める百日紅。

紅葉「ああ、テメェをな。」
百日紅の背後から大きな一撃を食らわすような描写。紅葉の一手!!
(自爆か??)百日紅も驚くような一手。
紅葉「要約すると、負ける相手が可哀想ってことか?じゃあ勝負の世界に何で来た?矛盾してるぜテメーはよ。それに安心しろよ。
   テメェの前にいる奴はそんなヤワじゃねえよ。」
紅葉の言葉にニヤリとする銀杏。

紅葉「さァ拘っていこうぜ!!」
(勝ち負けに・・・そうだろう?百日紅勝!!!)

紅葉の棋節【ネタバレ】第16話考察

 銀杏の夢の一部である紅葉。(。-`ω´-)ンー 紅葉を自分ほど強く育てること夢?それとも桜の代わりとなりうる人物を作り上げること??
いずれにしても銀杏が銀杏自身の為に紅葉を弟子としているのは事実のように感じられます。 (。・ェ・)ゥン

 百日紅の想い・・・「昔のように楽しく打ちたい。いい音が聞きたい」現状まで将棋を続けてるのはなぜなんだろうか?いい音が聞けなくなってる今、
将棋を続けてるのは・・・祖父を喜ばせるため??まだいい音を聞くことにこだわってる??いずれにしても、将棋をやめていてもおかしくはなかった
状況ですねぇ・・・

 百日紅の棋力に反発するかのように指し進める紅葉。仮に、紅葉がここで百日紅に勝利する事ができたら、百日紅は紅葉を認める??
微妙ですね。紅葉の発する「音」を嫌がってるから、そのまま嫌悪感を抱いたままかも。。。 (。-`ω´-)ンー
どっちにしても、最終局面は次号あたりでしょうか??どちらが勝利をおさめるのか?

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