はじめの一歩【ネタバレ】1241話
一歩は泰平にボクシングを教える。
そして泰平はグローブをつけ、一歩は会長に借りた綿の抜いたミットを装着します。
泰平は勢いよくミットめがけてパンチ打ち込む。
鳴り響く音と感触は一歩の気持ちを高ぶらせていきます。
まだまだ素人の泰平のパンチは大振りで、一歩は泰平に脇を締めて打つように指導するがなかなか治らない。
一歩は泰平のパンチにわざとミットを反らし、泰平にカウンターを入れる仕草をします。一歩は泰平に体で教えようとします。
ミット打ちを続けながら、一歩は会長の凄さを改めて感じるのでした。
しばらく続けたミット打ちを終え、泰平は一歩に会長のことを質問します。
一歩は会長の厳しさ、優しさ、素晴らしさを泰平に伝えていきます。
「本気で真剣に叱る…か」と想い返すような顔をする泰平に、泰平にもそんな人がいるのではと尋ねる一歩。
泰平は兄のことを話し始めます。
泰平は喧嘩も強くスポーツ万能な兄に憧れているようだ。
ミット打ちを再開する一歩と泰平。
一歩の指導でどんどん上達していきます。
一歩は上手くなってきてると伝えたとき、泰平は上手い下手ではなく、以前よりも強くなっているかを問うのでした。
その時の泰平の目は血走り、殺気を感じさせるものであった。
何かを感じた一歩は練習を切り上げる。
そんな2人を影から見ていた板垣。
梅沢から事情を聞いていた板垣は、泰平との縁を切った方が良いと一歩を説得するのだが、一歩は全く応じる様子はない。
翌日、天気は曇り空。
どうやら台風が近づいており、夜から雨が降るらしい。
夕方、さすがに来ないだろうと思いながらも一歩はいつもの河原で泰平を待つ。
次第に雨が強まる中、木陰で待つ一歩に誰か近づいてくる。
泰平かと思いきや、来たのは照だった。
泰平に一体何が?