ゴールデンカムイ177話あらすじ
ウラジオストクの日本人写真師「長谷川 幸一」のところで、キロランケ、ソフィア、ウイルクの三人は日本語を教わっていた。
中でもウイルクの学習能力は高く。日本人である長谷川も驚くほど覚えがよかった。
一方で、ソフィアは他の二人に比べて覚えが良くなく、長谷川の妻からは「日本語に興味がない」と言われるほどだった。
数ヶ月に渡って、長谷川から日本語を学ぶ三人だったが、常に辺りを警戒していることに長谷川は疑問をもつ。
特に長谷川はソフィアがロシア語の読み書きが出来ることと、咄嗟の時にフランス語が出ることから貴族の出身であることを推察する。
当時、ロシアの貴族や知識人の一部が農民のような格好で、彼らの生活に入り込みロシアの近代化を目指して啓蒙活動していたという。
しかし、ソフィア達のような革命家と農民の価値観は違いすぎたという。
そこで農民達の信仰の中心となっていた皇帝を「神の代理人」ではなく、「単なる人間」だと証明するためにロシア皇帝暗殺に行き着いたという。
キロランケとウイルクは少数民族の独立のために戦っていたんじゃなかったのか?
そんな問いかけにキロランケはソフィアを含め過激派組織を利用したことを明らかにする。
ゴールデンカムイ178話「革命家」始まります。
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ゴールデンカムイ178話のネタバレ
『変革。維れ新たなり。』
「大久保利通」は目的のために手段を選ばない姿勢で冷酷に取られるが強い意志で決断し行動できる人だった。
「木戸孝允」は陽気で合理的で柔軟で巨大な権力に立ち向かう剣の達人。
「西郷隆盛」は誠実で義理と情があり、軍を指揮する才能に長けて人望ある親分肌。
「維新の三傑」革命を成し遂げる中心的な役割を果たした、三人のことです。
彼等の働きで日本は亜細亜で唯一近代化を進めることができた。
そう語るのは写真師「長谷川」だった。
キロランケは後に、このとき維新の三傑の話をしたのは、キロランケ達が活動家であることを知っていたのかもしれないと語っている。
一方で、キロランケ達の手配書を見てしまった長谷川は妻に実家に帰るように伝えている。
心配そうな妻に長谷川は迎えにいくまで戻ってはならないと真剣な表情で言う。
その頃、いつものように長谷川から日本語を学ぶためにキロランケとウイルクが長谷川の家に向かっていた。
ソフィアは道中で合流するようである。
ウイルクが「日本に渡っていい」と言うと、キロランケは「彼女はまだ迷っている」と言う。
「あんたが一緒に来て欲しいと言えば、彼女は来る」そう言ったキロランケの目線の先にはソフィアが立っていた。
二人がソフィアと合流した頃、長谷川の妻は幼い我が子を抱えて実家に向かっていた。
長谷川の妻は家を発って間もなく、長谷川の家に向かう複数の人とすれ違っていた・・・。
『秘密警察』
キロランケ達はソフィアと合流したあと、長谷川の家に到着していた。
今日もよろしくというソフィアだったが、長谷川の答えは「もうここに来てはいけない・・・今すぐ出ていきなさい」というものだった。
長谷川が言った直後にドアを叩く音が部屋に響く。
尋ねてきたのは、一人の男であり物陰から様子を見ていたウイルクは「オフラーナ(革命家や反乱分子を取り締まる秘密警察)」と言う。
ウイルクの言葉にキロランケとソフィアも真剣な顔つきになる。
キロランケが窓から家の周囲を伺うと、既に包囲されているようだ。
玄関に尋ねてきた男は、ソフィアに銃で殴られ、家の中に拉致されている。
拉致された男は、ウイルクによって尋問され、来た人数などを聞かれているが、男は語らない。
ウイルクが二度、男を殴った後に、ようやく男が語った言葉は「あんたたちは誰だ?」というものだった。
自分達を捕まえにきたと考えていたウイルクは疑問が隠せないらしくキョトンとした顔をしている。
「我々は日本人を捕まえに来た」
そう言いながら男が指差したのは、「長谷川」だった。
後のキロランケはこう語っている。
「奥さんは自分の旦那が日本軍のスパイだったとは夢にも思わなかっただろう」
「数ヶ月一緒に過ごした俺達でもまったく気が付かなかった」
「おおかた他のスパイがロシアの秘密警察に捕まって、長谷川さんの情報を吐いたんだろう」
秘密警察に対峙することになった一行は、ウイルクが拉致した男を人質に外に出て相手を挑発する。
相手は挑発に乗り、チラホラと姿を現すが、ソフィアの狙撃によって仕留められる。
そんな時、長谷川はキロランケに二階へくるようにと言葉をかける。
キロランケが二階で見たものは、写真機材に隠していた「機関銃」だった。
機関銃により、秘密警察は壊滅し、ウイルクが「一人も逃がすなッ 逃がすと仲間を連れて追って来る」と叫ぶ。
その言葉が聞こえたのか、ソフィアが手負いで逃げようよしている男を追撃し、逃がすことなく仕留めることに成功する。
最後の敵を片付けたソフィアが目にしたのは、腹部から血を流して倒れる「長谷川の妻」だった。
長谷川の妻は家に向かう複数の男とすれ違った後に、キロランケ達の手配書を見てしまい戻ってきていたのである・・・
秘密警察と決着がつき、長谷川の妻という思わぬ犠牲がでたところで今回はここまで!
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ゴールデンカムイ179話考察
長谷川の妻は無事なのか?!
ソフィアを残して、キロランケとウイルクが日本に渡ったのはなぜか?
日本に渡った理由とその過程でソフィアが残ったわけが亜港監獄収監につながるのでしょうか?
178話でキロランケが言っていた「彼女はまだ迷っている」とは? ウイルクの言葉でついてくるという辺りも気になります。
次回179話も見逃せそうにありません!
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