東京卍リベンジャーズ【ネタバレ】105話
南関東少年院から特攻服で出所してきた少年、当日中学3年の乾青宗を待っていた少年は、同じく中学3年の九井一でした。少年院の出所に特攻服で出てきた乾青宗に相変わらずぶっ飛んでんなと笑っています。
乾青宗が少年院に入っている間に、九代目黒龍(ブラックドラゴン)が、東京卍會という一つ下の世代に潰されたことを聞きました。
乾青宗「オレが黒龍を復活させる!」
黒龍の先輩に次の代をオマエに任せると言われていた乾青宗は、黒龍を復活させると言い出しました。しかし、九井一は今は話が違う、次の代を任せると言ったセンパイ達は、六本木の灰谷兄弟の新興勢力に詰められて、バックレてみんな行方不明になっていると言います。先を見て黒龍なんて忘れてしまえよと、乾青宗を諭しました。
乾青宗「いいよ オレ一人でも黒龍を甦らせす」
あても何もないまま言う乾青宗に、九井一はため息をつきながらも、学校にバケモノがいる、仲間になる保証はないが、そいつの力があれば黒龍を甦らせれるかもしれないと言いました。そんな九井一の言葉に内心はイラつきながら、九井一の言うバケモノをぶっ飛ばせば、自分にその力があるということで、仲間にするつもりもなく、シメるつもりで会いにいきました。そのバケモノというのは当日中学3年の柴大寿でツラ貸せやと乾青宗は迫りました。
柴大寿「楽しませろよ?」
東京卍會だろうが、愛美愛主(メビウス)だろうが、灰谷兄弟だろうがわたりあえる。タイマンなら負け知らずだと自信たっぷりに柴大寿に挑んだ乾青宗でしたが、圧倒的な力の差で、柴大寿に負けてしまいました。柴大寿にアンタがボスだと言う乾青宗に、九井一も加わる事を条件に、新しい黒龍を作ってやると約束しました。
柴大寿「いいぜ俺が新しい黒龍を作ってやる」
柴大寿は、頭がキレて、金を生み出し黒龍は洗練され甦りました。しかし、柴大寿の本質はそこではなく、異次元の暴力だったのです。乾青宗は、東京卍會総長・佐野万次郎ことマイキーに、テメエと大寿とではレベルが違う、もう辞めておけと言いました。
乾青宗「オマエは大寿(ボス)の覇道に転がってる小石にすぎねぇ」
柴大寿は、今日一番の力で殴ったがさすがに一発じゃ沈まねぇかと、起き上がってきたマイキーをニヤケながら感心します。東京卍會のメンバー達は、心配そうに状況を見守っています。東京卍會壱番隊隊長・花垣武道は、なんとか立ち上がったものの絶対やべぇ、大切なモノを立て続けに失ったマイキーは、まだ、立ち直れて無いのだと心配しています。そして、なにより柴大寿の圧倒的な力を、別格すぎると感じていました。
花垣武道(マイキー君が負ける!?)
無敵のマイキーはこんなもんかと詰め寄る柴大寿に、一発もらったのは自分への戒めだと
マイキーが呟いた瞬間、ダンッという音をあげ柴大寿は白目になりマイキーの足元に倒れてしまいました。教会内にいる黒龍メンバーと東京卍會メンバー達にも、何が起こったのか理解できていません。
乾青宗(何がおきた?)
九井一「ボス?」
花垣武道「え?」
東京卍リベンジャーズ105話感想
乾青宗が少年院から出所してきた時に特攻服を着ていた事に驚きですが、ハイヒールを履いている事にも驚きました(笑)
乾青宗が少年院に入っている間に、九代目黒龍が東京卍會に潰されたと知った乾青宗の黒龍を甦らせるという野望は、圧倒的な力の差を見せつけた柴大寿にゆだねられ、九井一も加わり見事に達成しました。頭もキレ、金も生み出し、さらに異次元の暴力。柴大寿の凄さをあらためて知ることになりました。
相変わらず、無表情で脱力感漂う佐野万次郎ことマイキーを心配するのは、東京卍會のメンバー達だけではなく読者(私)も心配になってしまいました。そして、驚きの展開は突然にやってきました。いきなり白目で倒れる柴大寿に、黒龍メンバーと東京卍會メンバーがあっけにとられ、驚きに変わったように、またしても読者(私)も驚かされてしまいました。
いったい柴大寿に何が起こったのか?本当にこれで決着?しかし、この東京卍リベンジャーズはまだまだ驚かせてくれそうです。